複勝
1点
8
10000円
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昨年の勝ち馬レーヴディソールが仮に無事だったら…という仮定はさておき、外回りに替わってからの勝ち馬、ウオッカ、トールポピー、ブエナビスタ、アパパネが翌年のオークス(ウオッカはダービー)を制しているのは周知の事実。 これを指数的に噛み砕くと、1つのハードルを設定することができて、ウオッカ、トールポピー、ブエナビスタ、アパパネの4頭は、マイル以上の距離で「90」以上の指数をマークしていた。で、去年はどうだったかと振り返ると、レーヴディソールは前走のデイリー杯2歳Sで「99」をマークしていた。 今年はハードルをクリアしたのが2頭で、トーセンベニザクラが「99」、ラシンティランテが「93」をマークしている。そして、サウンドオブハートが「89」でほぼクリアしている状況。単純指向の私は、この3頭の単勝にしようかと思ったが、敢えてイチオクノホシを狙ってみたい。 昨年は競馬総合チャンネルの連載でライステラスを本命にしたが、その根底にはマイル以上の距離経験がなくても、指数的に距離延長への対応力が見出せた点がある。そのライステラスと同じく、イチオクノホシもマイル以上の距離経験がないのだが、初戦の1200m「58」から、2走目の前走(1400m)で「101」まで指数を跳ね上げた点に着目したい。 初戦は35.1秒-36.2秒の前傾ラップを出遅れながらも差し切った訳だが、ある意味で差せる展開だったのも事実。それが2戦目では一転して、35.7秒-34.4秒の超スローになるも、またしても出遅れながら差し切った実績は評価せざるを得ない。 短距離戦らしいテンから厳しい流れになって指数を跳ね上げたのなら、距離延長への不安しか見出せないのだが、本馬の場合は緩い流れで大幅に指数を上げているのがポイント。指数は低くとも、1200mで速い流れを経験しているだけに、極端に馬群が縦長にならない限り、ゆったり追走できるマイル戦は、むしろ歓迎ではないかと読む。 上述した指数ハードルと、終わってみればキャリア1戦のジョワドヴィーヴルが化け物だった…という結果も否定はできないだけに、馬券は素直(弱気?)にイチオクノホシの複勝1本で。
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