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　今年の日本ダービーは2着ウインバリアシオンと3着ペルシャザールの間に7馬身の着差が開いたように、例年よりもレベルが高い決着でした。古馬1000万下レベルのペルシャザールは先週のセントライト記念で4着に敗れましたが、そのペルシャザールに7馬身以上の差を付けたバリバリのオープン馬のオルフェーヴル、ウインバリアシオンが今回で容易く惨敗する確率は低いでしょう。

　しかしながら、前記2頭は前走の日本ダービーで主力を尽くした後のトライアル戦だけに、今回は日本ダービーのパフォーマンスが発揮できない可能性も大いにあります。まして両馬とも追い込み馬で、今回は逃げ馬不在。今回で負けるとするならば、先行馬を捕らえきれないパターンがもっとも考えられます。

　先行馬の中でもっとも強いのは阿賀野川特別の勝ち馬スマートロビンですが、同馬は休養明けの前走で一気に指数を伸ばした結果ゆえ、今回で反動が出る可能性もあります。そこで今回はもう一頭の先行馬ステラロッサを◎に推します。

　ステラロッサは春のスプリングSでオルフェーヴルと同じ上がり3F最速タイで追い上げての3着でした。その時にその後のGIで活躍したグランプリボス、エイシンオスマンに先着しています。その後は本調子になかったこともあり、皐月賞はオーバーペースに巻き込まれて10着、プリンシパルSは終始外々を回って10着に敗れましたが、もともとの素質を考えれば、もっと走れていいはずの馬です。

　今回は1枠1番を引き当てロスのないレース運びが出来るのは好材料ですし、休養明けの前走500万下を平凡な指数で勝ち上がり、力を出し切っていないというのも、叩き台という意味合いで好ましいです。以下、○はオルフェーヴル、▲はウインバリアシオンでドリーム馬券を期待します。