の予想

11月20日 京都11R マイルCS(G1)

  • 馬連

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    7

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の見解

 過去27回から、「消える馬」「残る馬」をチェックしてみよう。

1.フィフスペトル……京成杯AH使用馬は[2-2-3-43]でマイルCSとの相性は悪そうだが、前2走「京成杯3番人気以内1-3着→スワンSorスプリターズS」のローテをとり、前走10着以下かつ1秒以上敗退馬を除くと[2-1-1-0]。類似型で、H13年ゼンノエルシド4番人気1着時、前2走「京成杯1:31.5レコ勝ち→スプリンターズ1:07.5、10着(0.5秒差)」のローテがフィフスP「京成杯1:31.91着→スプリンターズ1:07.96着(0.5秒差)」と酷似。伏兵に押さえたい一頭。

2.ダノンヨーヨー……前走で連対を外しているうえに、その年の芝1200-1800mのJRA重賞戦で連対歴がなかった馬は[0-0-6-116]。

3.シルポート……2or3走前に芝1400-2000mの重賞戦で連対歴がなく、前走6着以下かつ1秒以上敗退の6歳以上高齢馬は[0-0-0-21]。

4.ライブコンサート……前走着順掲示板外6着以下の7歳以上馬は[0-0-0-15]。

5.エイシンアポロン……勝ち星4勝未満(マル地馬は中央時のみの成績)は[0-2-1-62]で、このうち斤量増加馬は[0-0-1-17]。

6.エーシンフォワード……前走6番人気以下かつ6着以下の6歳以上馬[0-0-0-34]。

7.イモータルヴァース……6か月以上の長期休養馬除き、前3走(年度内に限る)ともOP以上の芝1400m以上戦で1-4着好走していた牝馬のうち、前3走内に重賞戦・斤量55キロ以上で3着内好走歴のある5歳以下牝馬は[4-3-2-4]。
このうち、
 (a)右芝0-1勝馬×
 (b)1400-1600m戦0-1勝馬や1600m戦を10回以上走って0-1勝は×

 この2項目をクリアしていた好調牝馬は[4-3-1-0]。祖母ミルプリンセス産駒のラストタイクーン(叔父にあたる)は86年米G1ブリーダーズCマイルの覇者で血統的ポテンシャルも高い。

8.リアルインパクト……中距離1800mの毎日王冠出走組は[11-11-2-36]でステップ戦のスワンS[8-10-14-133]と比較すると好走率は高い。その毎日王冠組のうち、
 (a)毎日王冠6着以下は×
 (b)前走天皇賞で不利有除く0.8秒以上敗退は×
 (c)前走敗退馬で1600m戦の連対率5割未満は×
 (d)7月以降に4戦以上も消化して前走敗退は×
 (e)当日体重8キロ以上増減馬は×
 (f)右芝を5回以上走って0-1勝は×
 (g)前4走内に芝重賞戦で3着内好走のない馬は×

 以上の7項目すべてをクリアしていた馬は[10-8-1-0]。ただ、勝ち味の遅さが気がかり。芝0-2勝馬は[2-1-3-45]と好走例あるものの、H7年1番人気ビコーペガサス4着・S60年2番人気ウエスタンファイブ5着・H4年3番人気ヤマニンゼファー5着と人気馬があと一歩及ばずに敗退している。

9.マルセリーナ……秋9月以降に2戦以上して、前2走とも連対外の3歳馬は[0-0-0-23]。

10.スマイルジャック……前走敗退の2か月以上休養馬は[0-0-1-26]。

11.グランプリボス……前2走とも芝の良・稍重を使用していた馬のうち、ともに6着以下の着順掲示板外で前走が1秒以上惨敗だった馬は[0-0-1-31]。

12.ミッキードリーム……秋9月以降に3戦以上して、前走連対を外していた馬は、斤量2キロ以上減馬を除き[0-0-0-48]。

13.サプレザ……3度目の挑戦になるが、前走G1サンチャリオットS3連覇時の時計1:37.6は、一昨年来日(3着)時の1:34.4より3.2秒も遅く、ニューマーケット競馬場前日のG2ジョエルS1:34.68、2歳牝馬G1フィリーズマイル1:35.98と比べてもかなり劣る。自費で帯同馬を連れてきた臨戦態勢は好感も、先週のスノーフェアリーのような突き抜けるイメージは湧かない。

14.レインボーペガサス……1600m戦を5回以上走って0-1勝かつ右芝0-2勝[0-0-0-22]。

15.ブリッツェン……前3走ともG3以下戦を使用し、前走敗退もしくはVも1馬身差未満の辛勝だった馬で、斤量減のなかった斤量57キロ馬は[0-0-0-39]。

16.クレバートウショウ……前走スワンSで5番人気以下かつ5着以下かつ1秒以上敗退の4歳以上馬は[0-0-0-23]。

17.リディル……スプリンターズSが冬から秋開催に組み入れられるようになったH12年以降、前走スワンS使用馬は[1-1-5-41]と関連性の低下が著しく、スワンS組には手を出しにくいが、連勝中の勢いに注目したい。前走の勝ち時計はレコードに0.1秒迫る好タイム。前3走内(年度内に限る)に日本の芝重賞戦でレコード勝ち(タイも含む)があった馬は[10-2-2-3]。このうち、
 (a)前走1秒以上大敗×
 (b)前3走内に6着以下が2回は×
 (c)1600m戦連対が0-1回は×
 (d)2か月以上休養馬を除く体重10キロ以上増減馬は×

 以上の4項目クリア馬は[10-1-1-0]。リディルの時計に裏付けされた勢いは外せない。

18.キョウワジャンヌ……前4走内に芝1400-2000mの重賞戦(牝馬限定除く)で3着内好走がなく、1600m戦0-1勝かつ芝5勝未満の馬は、斤量が前走比2キロ以上減馬を除き[0-0-0-76]。

■狙い……勝ち味の遅さはあるがリアルインパクト◎、事前発表体重522キロがどこまで絞れるか要チェック。マイル4勝の急上昇株リディルは17番枠が痛く○。

▲はイモータルヴァース。過去10年のマイルCS平均走破時計は1:32.74で、これに対応するには自身の持ち時計ジャックルマロワ賞での1:38.3を5秒以上も短縮しなければならない。

一昨年のサプレザは、持ち時計1:34.3を0.9秒短縮しての1:33.43着だった。週末の降雨で馬場悪化も、不良で行われたH5年でさえ勝ち時計は1:35.7。スピード対応力がカギ。ちなみに、93年ジャックルマロワ賞を3歳V(1:39.8)のサイエダディは翌春の安田記念に遠征してきて2番人気7着(1:33.9)だった。サプレザは好調持続も6歳で伸びシロ?△。

 京成杯で好タイム好走のフィフスペトル☆。

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