の予想

11月13日 京都11R エリザベス女王杯(G1)

  • 馬連

    BOX

    10通り

    1

    3

    7

    14

    18

    各1000円

購入:10000円(10通り)

結果

【馬連】
1000円 × 7.0倍 = 7000円

このレースの収支

払戻:7000円
収支:-3000円

の見解

 古馬混合戦になったH8年以降から「消える馬」「残る馬」をチェックしてみよう。

1.アヴェンチュラ……連対率が6割以上の日本馬は[6-5-4-27]。このうち、
 (a)年明け6戦以上消化馬で秋9月以降2戦以上使用×
 (b)秋華賞で0.4秒以上敗退or上がり3F35.0以上×
 (c)前走非重賞戦使用×
 (d)斤量が前走比4キロ以上増加×
 (e)前走府中牝馬Sで敗退馬×
 (f)2か月以上休養馬×
 (g)前走秋華賞・府中牝S以外の重賞戦斤量56キロ以下連対外×
 (h)京都芝コースで連対歴のない馬×
 (i)中距離の2000-2200m戦で勝ち歴のない馬×
 (j)前2走内に連対外ある3歳馬や前3走内に10着以下大敗ある古馬×

 以上の10項目をクリアしていた馬は[6-0-0-2]で、着外2回は、H18年1位降着12着カワカミプリンセスとH22年鼻出血15着アニメイトバイオ。

2.イタリアンレッド……キャリア10戦以上の日本馬で、2200-2600m戦で3着内好走歴がなく、芝の連対率が5割以下だった馬は、過去にG1戦で0.4秒差内好走があった馬を除き[0-0-2-52]。

3.ホエールキャプチャ……3歳馬は[6-3-3-71]。前2走が「ローズS→秋華賞」のローテション馬は[4-3-2-28]で、「ローズS連対→秋華賞1-3着」好走馬は[3-1-0-6]。このうち、
 (a)9月以降3戦以上消化や年明け7戦以上消化馬は上積み?で×
 (b)4着以下の着外が3回以上は安定感に欠け×

 以上2項目クリア馬は[3-1-0-0]。

4.アパパネ……前走府中牝S5着以下かつ0.5秒以上敗退馬は[0-0-1-38]。

5.ワルキューレ……夏7月以降4戦以上消化の芝3勝以下馬は[0-0-0-26]。

6.サンテミリオン……前3走内に芝G3以下戦で4番人気以下かつ1.0秒以上敗退があった馬は[0-0-0-43]。前4走内に芝G1、G2戦で連対歴がなく、前2走とも1800m以上戦を使用して、ともに0.6秒以上敗退馬は[0-0-1-33]。

7.アニメイトバイオ……キャリア10戦以上の日本馬で、芝3勝以下かつ芝連対率5割未満の馬は、前3走内にG1戦3着内、牡馬混合G2戦連対、牝馬限定G2戦1着ある馬を除き[0-0-2-45]だが、前走上がり3F33.5のパンチ力は魅力。前走府中牝Sで上がり3F33秒台駆使の馬は[1-1-2-23]で、連対した2頭は右芝5連対以上馬。

8.レーヴディソール……前走古馬混合G1戦で連対歴のない京都芝0-1勝の2か月以上休養馬は[0-0-1-11]。H10年、単勝1.4倍エアグルーヴの3着があるだけ。前走1600m以下戦使用馬も[0-0-1-11]。変則で、H8年、前年JC2着馬ヒシアマゾンの前走安田記念1600m10着→2位降着7着があるが…。

9.レインボーダリア……前3走内、OP戦1着・重賞戦連対歴がなく、条件戦で連対外があった馬は[0-0-0-29]。

10.フミノイマージン……前走府中牝S、良、稍重時、斤量56キロ以下で連対外は、2200m戦3勝以上馬や前4走内にG1戦で連対があった馬を除き[0-0-6-51]。

11.ブロードストリート……前2走ともG1以外戦で6番人気以下の低人気敗退は[0-0-1-32]。

12.シンメイフジ……前走G3以下戦4番人気以下かつ4着以下で斤量増加[0-0-0-54]。

13.オールザットジャズ……芝0-2勝の日本馬は、前走秋華賞、府中牝S0.3秒差内好走馬除き[0-0-0-42]。右回り芝0-1勝の3歳馬は[0-0-0-24]。

14.ダンシングレイン……年明けレース消化数4-6戦で、夏8月以降、芝重賞戦連勝中だった馬は[2-1-0-1]。着外は、H12年、当日体重1キロ増トゥザヴィクトリーの4着。

15.エリンコート……前走秋華賞1.0秒以上惨敗馬は、2走前にローズSで連対があった馬を除き[0-0-0-12]。

16.グルヴェイグ……前走条件戦使用馬は[0-0-0-26]。

17.レディアルバローザ……夏8月以降3戦以上消化し、前走芝0.4秒以上敗退[0-0-0-32]。

18.スノーフェアリー……前走はコースレコードの0.2秒差。英チャンピオンSは昨年までニューマーケット開催のため過去との時計比較はできないが、今年6月開催のアスコット競馬G1プリンスオブウェールズSの時計が良馬場2:04.24で、勝ったリワイルディングは今年のドバイシーマクラシックをレコ勝ち(ルーラーシップは6着)していた馬。馬場差を考慮してもスノーの時計は評価充分。前走3着もスピードにかげりはない。

■狙い……◎アヴェンチュラ。連対率.833、重賞戦連勝中の勢いに加え、対古馬2キロ減は追い風。

相手は外国馬2騎も、格重視でスノーフェアリーを○。ダンシングレインは▲。英オークスの時計2:41.7は、良で行われた08年ルックヒアー2:36.89、09年サリスカ2:35.28、10年スノーフェアリー2:35.77と比較すると目も当てられない遅さで、独オークスの時計2:20.03も、重で行われた09年ナイトマジック2:15.34に遠く及ばず、時計面でスピード競馬対応力に「?」が付くが、秋初戦の前走2:27.2をどう評価するか。

チャンピオンズF&MS、ニューマーケットで08年クリスタルカペラが2:31.48、09年アシャランダが2:31.55。クリスタルカペラ(ダンシング前走の4着)は、その後の09年G3ミドルトンS勝ち馬で、その時の2着がダーレミ(去年のドバイシーマクラシック優勝馬で、2着がブエナビスタ)。

また、アシャランダは、09年G1香港C4着だったが、この時に遠征したエリザベス女王杯馬クィーンスプマンテは10着。そのクリカペやアシャラより4秒以上も速い好時計は、昨年の7月、同コースのアスコットで行われたG1KジョージVI世&QエリザベスSを11馬身差で勝ったハービンジャー(レイティング135で世界最強格付け)がマークしたコースレコード2:26.78に迫る快速時計だ。愛オークスの轍を踏まずに逃がしたら怖い存在。

破壊力が不気味なアニメイトバイオ☆。世代基準の物指しホエールキャプチャは△。

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