今週末の天皇賞・秋は、古馬中距離の頂上決戦。日本に2つしかない古馬の芝中距離G1、その両方の上位馬が一同に介しました。 昨年の天皇賞・秋の1-3着馬・今年の宝塚記念の1-3着馬が揃うメンバーで、当然両方で馬券になったブエナビスタとアーネストリーが中心ですが、これらと接戦を演じたペルーサ・エイシンフラッシュを筆頭に7頭揃った4歳馬が下克上を狙う構図となっています。 天皇賞・秋(G1・東京10F) 06:35.4-47.8-35.6=1.58.8(ダイワメジャー) 07:36.1-47.3-35.0=1.58.4稍(メイショウサムソン) 08:35.2-46.8-35.2=1.57.2(ウオッカ) 09:35.6-47.9-33.7=1.57.2(カンパニー) 10:35.3-48.0-34.9=1.58.2稍(ブエナビスタ) ※「テン3F-中盤4F-上がり3F」で表記、( )内は勝ち馬。 「テン35秒台前半→中盤47秒台後半」程度のミドルペースが、近年の標準形となっています。 決して究極のスピード勝負でも底力勝負でもなく、程よい流れを追走したうえでそれなりの上がりが要求されるという、スピード・底力そして瞬発力の総合力を競うレースと言っていいでしょう。年によっては瞬発力の度合いが大きくなり、これが時折人気薄の激走を生んでいると言えます。特に牝馬の台頭とは密接な関係がありそうです。 今年は、宝塚記念をハイペースに持ち込んだアーネストリーがおり、やや底力寄りの展開が想定されます。春のレースでは、スピードと底力が問われたG1宝塚記念やG2大阪杯、そして昨年の天皇賞・秋が参考レースになります。これらのレースの上位馬に瞬発力の裏づけもあれば磐石になるのは言うまでもなく、そういう意味では日経新春杯・日経賞、そして毎日王冠が補完材料になりそうです。 これらの好走馬を全部拾うと人気馬を全部買うことになってしまうので、底力レースの好走を必要条件として絞って行くものとします。 ●注目馬:ブエナビスタ・アーネストリー・エイシンフラッシュ・ペルーサ・ダークシャドウ
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