丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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5月8日 東京11R NHKマイルC(G1)

丹下日出夫の見解

 グランプリボスは、京王杯2歳S・朝日杯FSを連勝して、2歳チャンピオンに輝いた、世代を代表するトップマイラー。朝日杯FS・1分33秒9も、決してレベルは低くない。
 
 折り合いや距離の壁に泣き、スプリングS4着敗退で皐月賞からNHKマイルCへと舵を切り替えてきたが、折り合いを欠きながらスプリングSは1分46秒6のHレベル決着。内容も悪くない。
 
 ここ目標に、ウィリアムズというパートナーを得て、再三再四にわたって入念な調整をほどこしてきた。
 
 ちなみに、ウィリアムズの騎手としての本質は、柔らかで巧みな手綱さばきにあり。パートナーの新たな側面を引き出す可能性は高い。鞍上の号令一和、好位からスパリと切り取るNHKマイルとみた。
 
 ボス追撃の一番手はコティリオン。いまだ1勝の戦績が示す通り、本命馬以上に折り合いに神経を使う馬だが、前走の毎日杯は上がり33秒6で勝ち馬を猛追。フォーエバーマーク、クリアンサス、リキサンマックスをはじめ、逃げ先行馬が揃って、出入りの激しい先行争いが予想されるだけに、展開も後押し。
 
 ウィリアムズ騎乗で、却ってボスの破壊力が損なわれるようなら、逆転の単も有望。
 
 リアルインパクトは、京王杯・朝日杯FSと、ボスと僅差の接戦を演じてきた。前走のニュージーランドTは、調整不足と輸送の影響で本調子を欠いたが、ホームの関東なら巻き返しは十分。
 
 惑星はアイヴィーリーグ。前走の1分34秒7は、同日のNZTと時計内容は五分。
 
 クイーンC以降低迷が続いているが、ダンスファンタジアのフェアリーS・1分33秒7という記録は、どうしても切り捨てることができない。
 
 NZT上位馬は、エーシンジャッカルの差し脚のほうが怖い。

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