の予想

7月24日 函館11R 函館記念(G3)

の見解

 今週末は函館記念。ローカルのハンデ戦といかにも荒れそうな条件ですが、過去5年のうち3回は「馬連20倍以下」に収まっており、人気馬をしっかり評価するのが大切なレースと言えそうです。その上で穴馬も拾うのがベストでしょう。

函館記念(G3・函館10F)
04:35.2-48.6-36.8=2'00"6(クラフトワーク)
05:35.8-49.2-35.7=2'00"7(エリモハリアー)
06:35.5-50.2-39.4=2'05"1稍(エリモハリアー)
07:37.1-49.8-35.9=2'02"8(エリモハリアー)
08:34.8-48.6-36.9=2'00"3(トーセンキャプテン)
10:34.5-48.0-36.0=1'58"5(マイネルスターリー)
※「テン3F-中盤4F-上がり3F」で表記、( )内は勝ち馬。09年は札幌開催につき割愛。

 過去7年のうち、函館の良馬場で行われた5回の平均は「35.5-48.8-36.3」となります。「テン3Fが上がり3Fより0.8秒も速い」「中盤が48秒台と速い」といういわゆる「急流」で、上がりが掛かる流れ。このため、典型的なローカルのイメージとは違い、差し・捲くり追い込みの台頭も起こっています。

 その最大の要因は、コース形態。「テンで下り、中盤で上る」という起伏があるコースですが、しかしラストの直線は極めて短いので、どうしても後方の馬は中盤から動かざるを得ない、という構造的な「緩まない流れ」が発生するレースと言っていいでしょう。このため一定の底力が問われるレースで、過去10年遡っても、条件馬・昇級馬は1度も連対していません。

 という訳で、過去の中盤速い中距離重賞実績を重視。函館以外では、福島・新潟・京都が「中盤で上る」コースなので、ラップの額面より負荷が掛かるので要チェック。更に、差し・捲くりでの好走実績、そして洋芝実績もマークしたいところです。

●注目馬=アクシオン・マイネルスターリー・マヤノライジン(北海道重賞で好走実績あり)、ダイワジャンヌ・ダンスインザモア(中盤速い福島・新潟重賞で好走実績あり)、キングトップガン・コロンバスサークル(長い距離のG1・G2で底力を示した実績あり)

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