丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

7月24日 函館11R 函館記念(G3)

丹下日出夫の見解

【波乱含み】マイネルスターリーは、昨年の函館記念の覇者。後続を3馬身半とネジ伏せるレースっぷりも圧巻だったが、1分58秒5という走破タイムは、過去十年で次位を1秒4も上回る抜けた好記録だった。前年から2キロ増の58キロになるが、ステップレースの巴賞で負担重量のシュミレーションも済ませた。連覇に向け視界良好。ただ、若干のモタれ癖――前年も函館記念テッポウ勝ちのあとの札幌記念を凡走と、死角がないワケではない。逆転があれば、差しタイプよりは前残り。ミッキーペトラの逃げ切りを許すシーンも、頭に入れておきたい。遡れば、弥生賞2着・大阪―ハンブルグC2着の実力馬。輸送競馬ではイレ込みに泣かされてきたが、滞在競馬なら折り合いも自在。57・5キロから55キロの負担も軽減。よりフットワークが伸びやかになる。ただしこちらも、武豊の演出する逃げは、けれんのないぶん、反面淡泊。イショウクオリアとの先陣争いが激化し、ワンペースのHラップを刻むようなら、コロンバスサークル、ダンスインザモア以下の差し馬が台頭。開幕週の時計の速い馬場とはいえ、コロンバスは函館の洋芝で上がり33秒7。前走の五稜郭の末脚と数字は、ミッキーなどの青函S組を上回っている。キングトップガンも唸るようなデキ。54キロなら2000メートルにも対処できる。

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