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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

3月17日 阪神11R 阪神大賞典(G2)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 春の天皇賞への最重要ステップレースという位置づけにある伝統の一戦。しかし、古馬長距離路線自体が衰退傾向にあることにくわえて、一昨年から大阪杯がGIに格上げされた影響もあり、出走メンバーのレベルは低下基調にある。ただし、昨年の勝ち馬レインボーラインが本番も連勝したように、前哨戦としての重要度は不動だ。注目の一戦であることに変わりはない。

1.中距離で戦えるスピードが必要

 昨年の勝ち馬レインボーラインは、前年の天皇賞(秋)の3着馬で、3歳時にはマイルのアーリントンCを勝っていた。2着のサトノクロニクルも芝2000mのチャレンジCの勝ち馬で、2015年に7番人気で2着したデニムアンドルビーにも、ローズS勝ち、JC2着などの中距離実績があった。2018年のアルバート(2番人気4着)の例が示す通り、実績が長距離に偏っている馬は、スピード不足から苦戦を強いられる傾向にある。

2.格下レースからの臨戦は苦しい

 過去10年で前走がGIII以下だった馬の勝利は2012年のギュスターヴクライが最後である。その年は大本命のオルフェーヴルが競走中止寸前の逸走で話題になった年だ。前走がGIII以下だった馬の2着も過去5年で1回のみ。特殊距離ということで、適性に自信を持つ格下馬の臨戦が少なくないが、さすがに別定GIIではハードルが高い。

3.小回り実績が必要

 過去10年の勝ち馬にはすべて、中山や京都・阪神の内回りなど、直線が短いコースの芝1800m戦以上で勝利した実績があった。2着馬についても、10頭中7頭がこの条件をクリアーしている。コーナー6回でゴール前直線が短いというコース設定なので、不器用なタイプは勝ち負けにかかりにくい。

 ロードヴァンドールは前走の日経新春杯を3秒差で大敗したが、1000mの通過が58.3秒というハイペースを3番手で追走してのもの。前々走が出遅れて後方のままだったので、レースで先行することを馬に思い出させるため、あえて前を追いかけての結果だった。この教育が今走に活きてくるものと思う。これまでGIIでの2着が2回あり、今年のメンバーでは実績上位の部類。昨年の日経賞で0.2秒差4着があるようにコーナー6つの競馬も問題ない。

 シャケトラは長期休養明けのAJCCを競り勝って実力を誇示した。折り合いに課題がある馬で3000mには不安を残すが、このメンバーでは実績的に断然だ。ステイインシアトルは股関節に不安があって8歳馬ながらあまり数を使われていない。今回はこの馬としては順調で、長距離戦でステイゴールド産駒のスタミナ開花に期待がかかる。

 コルコバードは牝馬らしからぬスタミナ自慢。今回で引退の可能性が高いが、この条件で存分に力を発揮したい。リッジマンは長距離戦専業馬で、このメンバーを相手に持ち味を活かせるか。以下、海外遠征明けをひと叩きしたソールインパクト、長めの距離に慣れて前進が見込めるケントオー。

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