丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

4月21日 東京11R フローラS(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    4

    相手

    2

    5

    10

    12

    13

    18

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    4

    2着

    10

    相手

    2

    5

    12

    13

    18

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    4

    2着

    2

    相手

    5

    10

    12

    13

    18

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 34.8倍 = 10440円

このレースの収支

払戻:10440円
収支:+840円

丹下日出夫の見解

【振出し、出発点に戻る】ウィクトーリアの資質信頼。母は秋華賞馬、兄ブライトエンブレム(父ネオユニヴァース)は札幌2歳S勝ち、アストラエンブレム(父ダイワメジャー)はエプソムC2着。2歳夏デビューの兄たちにならい、ヴィクトワールピサ産駒の本馬も、昨夏7月・函館デビュー。開催最終週に芝1800mを、従来の記録を1秒3も塗りかえる1分48秒3で新馬を圧倒した。一昔前よりは確実に速くはなっているが、時計の出にくい洋芝で、上り3Fのラップは11秒7-11秒6-11秒6(34秒9)。GI級のエンジンを搭載しているのが読み取れる。

 しかし、この一族はフレームが華奢。レコ勝ちの反動もあったのだろう。馬体が細くなり腰が尖り、札幌2歳S、赤松賞と凡走が続いたが、前走で造り直しを完了。10キロ増のぶんだけトモ回りが充実。パドックの周回もドッシリ感が増し、1000m通過は60秒9のマイペースに持ち込み、ラスト3Fは12秒0-11秒2-11秒4でフィニッシュ。余力残しで走破タイムは1分47秒9をマークした。この馬体を念頭に置き、中間微調整も完了。最終追い切りは、チップを被らせても我慢、戸崎のコントロールが効いている。

 逆転があればセラピアの能力。母は北米4勝、AW8.5FでGI勝ち。現5歳グレンマクナス(父ディープインパクト)は、桜花賞の一週前、中山の1800ダートを7馬身差で500万を圧倒。一つ上の全姉サラスは現役3勝。高速決着にやや苦戦しているものの、何かしら姉も、大仕事をやってのけそうな、妙に気を引く血統です。全妹のセラピアは、母ララアの毛色を受け継いだ、484キロの大ぶりな芦毛。毛色は異なるものの身体のラインは父のオルフェーヴルにもよく似ている。

 デビュー前調教もかなり動いていたが、3月30日の阪神・芝1800mは、スタートも決まり、やる気満々に二番手。手応えはビンビン、直線を向いても馬なり、残り2F標識でもまだもったまま。いつ追うのかなと眺めていたら、ムチひとついれず、馬なりでゴールイン。ちなみに1000m通過は1分4秒0の超スローとはいえ、上りラップは推定11秒1-10秒9-11秒3(3Fは33秒3)。目に見える10秒台のHラップをマークした。ハードなローテと、キャリアを慮り慎重に二番手評価に止めたが、17日のCWの加速力も満点。

 三番手はシャドウディーヴァ。東京2000mは4戦[1210]。持ち時計は2分0秒9、上りは33秒4を計測。フラワーCは初の右回り、コーナー4つの中山。エンジンがかかったのは直線半ばだったが、東京に舞台を移せば上位二頭のどちらかを食いとる可能性もある。フォークテイルも、若竹賞2着で、オークスを逆算する形でフローラS出走を決定。前回は11秒9-11秒0-11秒8(3Fは34秒7)というレースの上りに対し、自身のソレは34秒4。坂上からグイグイと、11秒前半の好ラップで詰め寄ってきた。

 フェアリーポルカの君子蘭賞もかなり優秀。1000m通過は59秒2のタフなミドルで展開、ラスト3Fのレースラップは11秒3-11秒8-12秒3(3Fは35秒4)、勝ち馬の上りは34秒8。終わってみれば、メインの毎日杯より0秒4も速い1分46秒8。前崩れの展開に恵まれたことも確かだが、このタイムと勝ち星は将来の宝物。古馬となり、牝馬中距離重賞のひとつはいける計算式が成り立つ。ハミ受けや時計決着、左回りにも課題を残しているが、エアジーンの新馬・1分49秒4という記録は将来の重賞を予感。

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