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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

12月8日 中京11R 中日新聞杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 昨年から冬の開催に移動してきたハンデ重賞。それ以前は春の開催に組まれていて、暮れの中京ではGIIの金鯱賞が行われていた。別定戦からハンデ戦に替わって、メンバーレベルの低下はやむを得ないが、同じ中京芝2000m戦ということで共通する部分も少なくない。

1.スローになりやすい

 コース改装以降の中京芝2000mは、スローペースで流れる割合が大きくなった。ローカルの芝2000mとしては、早めにマクリが入る小倉や福島とは対極にあって、コースの性質は新潟外回りに近い。新潟での好走歴が参考になるだろう。

2.距離短縮は割り引き

 昨年はエリザベス女王杯から臨んだマキシマムドパリが4番人気で5着。前走でより長い距離に使われていた馬はすべて馬券圏内を外した。勝ったのはメートルダールで、前走でマイルの関屋記念を使われていたこともあって、この馬としては行きっぷりが良かった。

3.瞬発力勝負で軽ハンデ馬が狙い

 昨年は57.5kgを背負っていたミッキーロケットを55kgのメートルダールが差し切った。2013年には55kgのサトノアポロ、2014年には54kgのマーティンボロが勝っているように、斤量の軽い馬の活躍が目立つ。

 ハクサンルドルフはキャピタルSでは8着に終わったが、重賞並にメンバーが揃った一戦だったし、また今のこの馬にはマイルはやや忙しい印象もあった。春にはエプソムCで2着した実績があり、ハンデ重賞なら勝ち負けできる能力を持っている。左回りの長い直線はベスト条件で、距離延長で追走が楽になれば上位食い込みが期待できる。

 マイスタイルはハイペースで厳しい展開になった福島記念2着であらためて力量を知らしめた。叩き2走目で上積みも見込める。ドレッドノータスはここに来て2連勝と完全に勢いを取り戻した。気性面の成長が著しく、レースぶりに自在性が出てきたのも心強い。

 メートルダールは昨年の勝者だが、今年は斤量を背負わされるのが課題になる。以下、NHKマイルC2着が光るギベオン、鳴尾記念レコード勝ちのストロングタイタン、距離短縮で巻き返したいグレイル。

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