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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

5月20日 東京11R オークス(G1)

netkeibaデスクの見解

※月曜日段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 いくつかの前哨戦に有力馬が分散する牡馬に対して、牝馬の場合は、阪神JFからチューリップ賞、桜花賞という阪神芝1600mでの3連戦に集中する傾向が強い。だが、近年はクイーンCやきさらぎ賞など別路線組の存在感が増していて、今年はシンザン記念からの休み明けでアーモンドアイが桜花賞を制覇した。別路線組の台頭は、桜花賞だけでなくオークスでも例外ではない。

1.桜花賞組対フローラS組

 過去10年の3着以内馬のうち、この2レース以外からは3頭だけ。桜花賞が18頭、フローラSが9頭と両レースで大多数を占めている。さらにこの5年間に限定すると、桜花賞8頭、フローラS5頭と両者の数は拮抗する。出走頭数の違いを考慮すると、近年では両レースはほぼ互角の成績を残している。

2.先行馬は恵まれにくい

 どうせスローになるから先行馬の前残りを、とは誰もが考えることだが、過去10年のオークスを先行して連対したのは2頭だけ。忘れな草賞やフラワーCなどの前哨戦では先行馬に有利になることが多いが、東京のGIはさすがに甘くない。

3.小型馬が頑張れる

 過去10年の桜花賞勝ち馬の平均馬体重が469.0kgであるのに対して、オークスは454.7kgで、その差14.3kgと開きがある。2014年のヌーヴォレコルト(444kg)や2016年のシンハライト(422kg)が桜花賞から着順を上げて勝利を挙げたように、小型馬が大型馬と互角以上に戦えるレースである。

 サトノワルキューレはフローラSの勝ち馬。距離は2000mでも短いというタイプで、牝馬には珍しいほど中長距離志向が高い。フローラSの勝ちタイムはレースレコードで、他に2分を切るタイムでフローラSを勝ったのはチェッキーノ(一昨年のオークス2着)一頭しかいない。辛勝にも見えるが、相手に合わせて脚を使う馬であり、クビ差ながら最後は流していた。青葉賞で2着するエタリオウをゆきやなぎ賞で負かしているように、この距離では牡馬も含めても上位にランクされる馬だ。この条件での優位は動かしがたい。

 アーモンドアイは桜花賞が圧巻の内容だった。本質的にはマイラーかもしれないが、折り合いのつくタイプだし、3歳春の時点ならこの距離も問題ないだろう。あとは、より適性がある馬との比較になる。ラッキーライラックは断然人気の桜花賞を2着に敗れたが、レース内容自体はパーフェクトだった。陣営は早い時点から距離が延びたほうがいいと判断しているし、レースセンスの高さもライバルにはないメリットになる。

 パイオニアバイオはフローラS2着が人気薄での快走だったが、母はオークス4着、秋華賞2着のアニメイトバイオ。ここに来て力をつけてきた良血馬で、前走はけっしてフロックではない。軽視は禁物だ。以下、関東圏でのレースになるのはプラス材料のトーセンブレス、バテない強みを距離延長で活かしたいリリーノーブル、全姉アユサンより小柄なぶん中距離適性が高そうなマウレア。

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