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【テッポウ勝負】超久々の不利は承知、それでもベルーガの資質にこだわってみたい。デビュー戦の1分11秒6という札幌の時計は、数字的には説得力に乏しい。しかし、あのモレイラ騎乗とはいえ、直線半ばからは持ったまま。ド迫力の0秒7差圧勝は凄かった。次走のファンタジーSも、走破タイムは1分22秒9止まり。ただし上りは33秒9、正味1Fで全頭をのみこんだ。まともなら桜花賞の掲示板はあった良質馬。中内田厩舎らしく、工夫を凝らし乗り込み丹念。馬券もテッポウ勝負。

　逆転候補も、軽量3歳馬の若さと一瞬の脚。まずは、フィリーズレビュー2着馬アンコールプリュ。目下3連勝のアンフィトリテ。スターオブペルシャ、アポロノシンザンは、左回り7・8Fがベスト。リフレッシュ効果もうかがえる。ジューヌエコールもジワリ上昇ムード。