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【桜花賞馬がレッツゴー】レッツゴードンキは、急坂の中山マイル・ターコイズSを、レースラップを1秒2も上回る、34秒1の豪脚を繰り出し2着に浮上。あの桜花賞逃げ切りから2年近く経ったが、GI馬の格と脚力に陰りなし。京都は〔0002〕だが、敗戦の内訳は2000mの秋華賞とGIのマイルCS。北海道シリーズの1200m戦で3着2回が示すように、距離にも自在性がある。フェブラリーSとダブル登録があったが、最終追い切りは坂路52秒0-37秒0-11秒9。唸りを上げているし、思い返せば桜花賞逃げ切りの鞍上は岩田だった。

　対抗はアルビアーノ。牡馬相手のGII・スワンS勝ちや、高松宮記念・1分7秒1の3着など、牝馬限定の7F・GIIIならスピード上位は明らか。ただ、追い切り遅れや陣営のコメントにもあるように、今回は完調一歩手前。ならば、デムーロのアットザシーサイド。ターコイズSは、距離や坂を慮り、仕掛けが遅くなってしまったが、今度の京都は〔2000〕のホーム。鞍上は闘志満々のデムーロに替わる。

　ナックビーナスは、横山典が手塩にかけ、逃げ差し自在の6-7Fの重賞馬に育てつつある。ターコイズSは位負けしたエテルナミノルだが、ユートピアSの闊達さを再考。エスティタートの二走前・1分19秒8のレコ勝ちも連下に今一度リスペクト。