最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 西の金杯は京都マイル。マイルCSと同じ条件ですし、GIIのマイラーズCも行われます。2歳戦のデイリー杯、3歳のシンザン記念も含めて、重要レースがしばしば行われるコースです。 スターホースが休養に入る時期のハンデ戦ながら、2013年のダノンシャーク、2008年のエイシンデピュティ、2005年のハットトリックと、のちのGIホースがここをステップに飛躍していくこともしばしば。ハンデGIIIでありながら、格上レースでも通用する底力が求められる傾向があります。 1.長めの距離を走れるスタミナが必要 2016年の勝ち馬ウインプリメーラは、それ以前に小倉記念で3着、マーメイドS4着と中距離での活躍が目立ちました。2015年の勝ち馬ウインフルブルームも皐月賞の3着馬でしたし、2014年の勝ち馬エキストラエンドも京都新聞杯3着など中距離志向が強く、京都金杯が初めてのマイル戦への出走でした。 2.斤量が57kgを超えると勝ち切れない 斤量57kgの馬は過去10年で勝率21.7%・連対率39.1%と優秀ですが、それを超えるととたんに成績が急落します。57.5kg以上のハンデを背負った馬の勝利はゼロで、連対率も10.5%。1番人気4頭を含みながらこの成績ですから、ハンデの検討には慎重にならざるを得ません。 3.マイルCS組は不振 マイルCSからここに直行した馬でここを勝ったのは、過去10年では2013年のダノンシャークただ一頭。1番人気に支持された馬も他に3頭いましたが、それらはいずれも馬券圏外に沈んでいます。マイルCSと同じコースながら、外伸びのマイルCSと内伸びの京都金杯では性格が大きく異なります。マイルCSのパフォーマンスを額面通りに受け取るのは危険です。 豪華なメンバーが揃いましたが、古馬マイル戦線へ参入初戦となるエアスピネルが不動の主力と考えます。牡馬クラシック三冠で4・4・3着という世代上位の実力馬。レースが上手で、先行有利の馬場でも早めに動いていく自在性があリます。このコースでもデイリー杯2歳S勝ちの実績があり、ハンデも56.5kgに留まって、死角らしい死角が見当たりません。 ブラックムーンは東京最終週の荒れた馬場だったキャピタルSを好時計で完勝。京都の芝では[2-2-1-0]と凡走したことがなく、いまの勢いなら重賞でも。マイネルハニーはチャレンジCの勝ち馬で。しぶとい粘り腰が持ち味ですから、開幕週の京都は絶好の条件でしょう。 ガリバルディはGI初挑戦だったマイルCSでは、メンバー中最速の上がりをマークして7着と健闘しました。ただし、中京記念を勝ったときが55kgでしたから、今回の57kgは背負わされた印象があります。以下、57.5kgは課題もマイル路線の実績ではずば抜けているフィエロ、軌道に乗ってきた素質馬アストラエンブレム、5歳にして初重賞挑戦もキャリアが浅く底を見せていない魅力があるミッキージョイ。
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