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【さらに上昇】プレシャスエースは、13か月振りの実戦を、24キロ増という造りで逃げ切り勝ち。最後はいっぱいになったし、時計も1分12秒1。同日の1000万と比べると、1秒近い開きがあるものの、中間坂路でビシビシ。23日の追い切りは51秒4-37秒8-12秒3という好タイムをマーク、さらなる上昇が期待できそうだ。ちなみに休養前の2歳暮れの中山の戦績は、現級古馬とほぼ同レベル、元々の資質も、このクラスで足りる。

　ライドオンウインドも、久々の前走は20キロ増、結果は0秒6差の6着。休養前は1000万で1分11秒2・4着という良績があったし、叩いた上積みはもちろん。7Fより6Fのほうがノドに負担も少ない。マイネルラックは、道中どこかで鞍上に抵抗。脚を突っ張ったりして、指示と反応がピタリと符号しないタイプではあるが、柴田大のひたむきさと懸命さで、上位争いにもうひと押し。

　パッシングブリーズは、前走1分11秒4で当コースを2着。ただ、二番が効くかどうかがやや微妙。ソルプレーサは、思い切った距離短縮で、前回3着と結果が出た。中山にかわればテンキセキ。コンドルヒデオも、クラス慣れした今回あたりが走り頃。