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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

7月16日 函館11R 函館記念(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 函館記念は日本で一番時計が掛かる芝2000m重賞のひとつで、勝ち時計が2分を超えることも珍しくありません。洋芝で小回りという独特な条件で行われるため、他場ではもうひとつでも「函館ならでは」という馬が日の目を浴びるレースです。

1.菊花賞血統に要注目

 ステイゴールド、ジャングルポケット、マンハッタンカフェ、メジロマックイーン、ダンスインザダーク、リアルシャダイ、マヤノトップガン。近年の連対馬の父、母父を見ると、自身か産駒が菊花賞を制した馬の名前が並びます。芝2000m重賞でありながら、血統の字面としてはもっと長い距離をこなせる下地を持っている馬が、このレースの質にフィットするのだと考えられます。

2.巴賞とは直結しない

 函館で行われるステップレースとして巴賞は重要な位置づけにありますが、函館記念とは不思議と着順が直結しない傾向があります。巴賞勝ち馬の函館記念での成績は、過去10年で[0-1-0-9]。1番人気が4頭、2、3番人気が3頭いてこの成績ですから、散々な成績です。巴賞の結果を函館記念でも鵜呑みにするのは、非常に危険です。

3.休み明けは苦戦

 過去10年で「前走が4月以前だった」という馬は[0-0-0-17]で全滅。「前走が5月だった」という馬も[1-2-2-10]ともうひとつです。昨年札幌記念制覇をきっかけにブレイクを果たしたネオリアリズムも、このレースは休み明けで6着。小回り多頭数のスピード戦で忙しい競馬になることが通例で、順調に使われている馬が明確なアドバンテージを持ちます。

 アングライフェンは巴賞を2着に敗れましたが、サトノアレスを長く追いかけて、上がり3Fは33.9秒をマーク。函館の芝中距離戦で上がり3F33秒台をマークした馬は、過去に5頭しかいません。つまり、あれ以上速い脚を使うのは、物理的に不可能に近い状況であり、あの結果が能力差とは考えられません。もともと芝2000m以上を主戦場にしている馬ですし、函館記念があそこまで上がりが速いレースになることはほぼありえません。諸状況がフォローになる今回は、巴賞から前進あるのみ。函館スプリントSとCBC賞を制覇して、サマージョッキーズシリーズでトップをひた走る北村友一騎手への乗り替わりもポジティブな材料です。

 サトノアレスは昨年の2歳チャンピオン。巴賞は危なげのない勝利でしたが、ロスがない競馬をしながら最後突き放せなかったところに、距離面の課題が見え隠れしていました。1Fの距離延長をルメール騎手がどうカバーするかがカギになります。レッドソロモンは昨夏に当コースで準オープンを快勝した実績があり、ここは当初から狙いの一鞍です。鳴尾記念は内に包まれて力を出しておらず、参考外。時計が掛かる芝2000m戦がベストの馬で、連続騎乗の岩田騎手にとっても今回が勝負の一戦になります。

 スーパームーンは前走が5か月ぶりのレースで距離も不足、あきらかに叩き台でした。重賞やオープンで再三好走実績がある馬で、適距離に戻る今回は一変の期待。函館・札幌で2勝を挙げている洋芝巧者でもあります。以下、休み明けがカギもここを目標に乗り込み入念なツクバアズマオー、休み休み使われながら10戦7連対は立派なステイインシアトル、このレースに強いジャングルポケット産駒で洋芝適性も高いパリカラノテガミ。

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