の予想

4月24日 京都11R マイラーズC(G2)

  • 複勝

    1点

    4

    5000円

  • 馬連

    流し

    4通り

    4

    相手

    2

    7

    14

    15

    各1000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    4

    相手

    6

    12

    各500円

購入:10000円(7通り)

結果

【複勝】
5000円 × 8.5倍 = 42500円

このレースの収支

払戻:42500円
収支:+32500円

の見解

 京都の開幕週で行われるマイラーズCは、中緩みが生じづらく差しが決まることが多いマイル戦でありながら、前々、内々で決まることがしばしばあります。前半4F47秒7、後半3F44秒9で決着した昨年のこのレースは、まさにその極端な典型。4番枠からじわりと先行策のサンライズメジャーが、誰も行かないのを見て瞬時にハナを選択するという形。他に行きたい馬がいれば交されてもオーケーの消極的な逃げでしたが、あれよ、あれよと粘り、ラスト1Fで甘くなったところで、2列目で競馬をしていたレッドアリオンに交されての2着でした。

 確かに昨年は、極端なスローペースとしても、逃げ馬不在なのは今年も同じ。また、今年は昨年ほどの超高速馬場でもありませんが、土曜日はいくらか雨の影響が残っていたのも事実。日曜日はもう少し馬場が軽くなって前々、内々が有利になると見ているので、今回はそういう前提で予想を組み立てます。

 よって、◎には、メンバー中で最多の重賞6勝で、昨年の安田記念3着、秋の天皇賞では逃げて6着とここでは実績断然のクラレントを推します。近2走は2桁着順に凡退していますが、前々走の阪神Cは自分の型(1-2番手につける)で競馬をするには距離不足で、前走のダービー卿CTは、4番枠だったために馬場の悪い最内を立ち回ったこともよくなかったはず。

 また、昨年のこのレースでは大外18番枠だったために終始外々から追い上げる形となり、ロスの多い競馬を強いられましたが、一転して今回は昨年のサンライズメジャーと同じ4番枠。逆にサンライズメジャーは、逃げるにはなかなか厳しい、昨年のクラレントと同じ大外18番枠を引き当てました。今回のメンバー構成で、この枠順ならば、クラレントが1-2番手につけるというクラレントの競馬が出来ると見て、この馬を本命としました。

 クラレントは切れる脚がないので、直線ヨーイ、ドンの差し競馬だと高速馬場に対応できませんが、前半でリードを奪っていく形なら、秋の天皇賞で逃げて勝ち馬と0.4秒差に粘った実力から足りるはずです。前売りの段階で10番人気。この人気薄ならば狙って妙味でしょう。

 ◯は、大阪城Sでは勝ち馬とタイム差なしの4着、六甲Sは1着と近走充実のダノンリバティ。3歳時は決め手比べのレースで見劣っていた馬だけに、この枠順だと外々を回ることになるかもしれませんが、乗り方にひと工夫あれば通用しても不思議ではないレベルにはあります。

 ▲は、過去のこのレースでは2着、3着、マイルCSでは2年連続2着のフィエロ。今回のメンバーでは能力はクラレントと同じくらいか、それ以上のものがありますが、今回は前走の香港マイルを大目標とした後の始動戦のために狙い下げました。本番へ向けての叩き台の一戦ながら、能力の高さでどこまで通用するかと言ったところでしょう。

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