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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

11月27日 東京11R ジャパンC(G1)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 昨年から1着賞金が3億円に増額されましたが、国内勢、外国招待馬ともにもうひとつ華やかさに欠ける組み合わせになってしまった印象。秋の天皇賞に出走していた馬はわずか2頭だけですし、宝塚記念で掲示板に乗ったのもキタサンブラック1頭だけ。現状の中長距離路線の層の薄さが如実に表れたメンバー構成になりました。

1.天皇賞(秋)はマイラー有利だった

 今年の天皇賞(秋)のレース上がりは3F34.2秒。差して好走するためには33秒台の高速上がりが必要となり、1800m以下の距離での実績があるスピード馬が上位に好走しました。スタミナが問われる流れではなかったので、そこでの着順をジャパンCで信用していいのかどうか、再考の余地があります。

2.軽い斤量が有利

 過去10年で斤量55kg(3歳牡馬か古馬牝馬)が5勝して2着3回で、勝率13.9%、連対率22.2%。一方、斤量57kgの馬(古馬牡馬)は4勝2着6回で勝率3.3%、連対率8.2%。ちなみに斤量53kg(3歳牝馬)は勝率10%、連対率20%。凱旋門賞がそうであるように、ジャパンCも軽い斤量の馬に有利なレースです。

3.GIIからの直行はマイナス

 過去10年間、前走が国内外問わずGIでなかったという馬が3着以内したのは、2008年のスクリーンヒーロー(前走アルゼンチン共和国杯)ただ一頭だけです。とくに京都大賞典からの直行ステップは[0-0-0-9]、これには2番人気のゴールドシップ(2013年)や3番人気のインティライミ(2007年)も含まれます。国内最高峰の一戦であるジャパンCに、天皇賞(秋)をスキップして相手関係もレース展開も楽なGII戦から直行するローテーションがはたして適切なのかどうか、疑問が残ります。

 ディーマジェスティ対リアルスティール。適切なステップを踏んでここに挑む3歳馬と4歳馬の対決と考えます。

 ディーマジェスティは菊花賞を4着に敗れましたが、初めての関西圏への輸送ということで重めが残っていましたし、また3コーナーの下り坂で戸惑っていた印象もありました。3歳世代のトップクラスであることは皐月賞・ダービーから疑う余地がありません。55kgで中4週、巻き返しの材料は揃いました。

 リアルスティールは休み明けだった天皇賞(秋)を2着。勝ったモーリスが不在となれば、ここは主役の扱いが当然です。さらなる距離延長は課題ですが、距離に実績がなかったジャスタウェイが2着した一昨年の例もあり、力量があればあとは乗り方次第。ムーア騎手の手綱捌きに期待です。シュヴァルグランは58kgを背負ったアルゼンチン共和国杯が完勝の内容。春のGI挑戦は着順以上の好内容でしたから、GIで勝ち負けできるところまで力をつけています。

 レインボーラインは正攻法で2着した菊花賞が好内容。札幌記念3着はフロックでなかったことを示しました。距離短縮もプラスで、ルメール騎手の騎乗も魅力。キタサンブラックは直線が長いコースだと詰めの甘さがつきまといます。京都大賞典からの直行ステップもマイナス材料。

 ルージュバックは天皇賞(秋)ではマークされる立場。直線でコースを塞がれ、追い出しを待たされての敗戦で、実力を出し切ってはいません。毎日王冠を勝った強い牝馬ですから、前走だけで見限れません。ビッシュの秋華賞は、初の関西圏への輸送も響いた印象ですし、小柄な馬で間隔が詰まったローテーションも不得手。本来は広いコース向きの馬で、53kgならば軽視できません。

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