問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
【G1獲りに動き出せ】2012年掉尾を飾る、GIグランプリ・有馬記念の本命はルーラーシップ。オルフェーヴルに力負けは喫したものの、宝塚記念で、ひとまず古馬ナンバー2の座は確保。秋の天皇賞、続くジャパンCは痛恨の出遅れに泣き3着に終わったものの、33秒1・32秒7の最速の上がりをそれぞれでマーク。年を経るごと、一戦ごと、培ってきた地力は底堅い。中間、陣営も工夫を凝らしていると聞くが、スタート難は治らないかもしれない。ただ、アーネストリーもしくはビートブラックが飛ばす縦長の展開が濃厚。前走のJCも、スタート直後に一気にインに切れ込みポジションをうかがう姿勢は示したように、ウィリアムズも道中のどこかで、必ず好位に押し上げGIをもぎ取りに動く。秋三戦。贅肉を削ぎ落し、馬体も切れ切れ。いざ、大願成就のグランプリだ。逆転があれば3歳二冠馬ゴールドシップ。菊花賞はレコードに0秒2差。昨年のオルフェーヴルと0秒1差の3分2秒9で圧勝をおさめているが、前年のオルフェは続く有馬記念を快勝。菊の時計は、間違いなく金メダル級。実力と世代レベルの高さを物語っている。調教タイムの数字は一見平凡でも、前走後は小回りの中山2500m仕様に、坂路調教の間隔を密にし、持久力型から瞬発力型へと鍛え込んできた。記録ならルルーシュも負けていない。アルゼンチン共和国杯を2分29秒9のレースレコードで突破してきたが、過去十年の同レース優勝馬は、2分30秒台で勝った4頭のうち3頭が一年以内にGIを制覇。横山も陣営も、直線入り口で一気の先頭。アルゼンチンの再現をイメージしているだろうし、有馬は先行馬に大仕事をもたらすコース設定でもある。2番枠を引き当てたエイシンフラッシュは、秋の天皇賞・昨年の有馬同様、デムーロがイン強襲に虎視眈々。ダークシャドウは天皇賞・JCともに0秒4差に位置。右回りがどうかだが、2400mでも戦えた意味は大きい。ビートブラックは、春の天皇賞を歴代2位の好タイムで優勝。大胆な先行策と前残りが不気味。
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