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９月７日の新馬戦が１分14秒８、同日の２歳26万下が１分18秒１。ここは新馬戦で３番人気に支持され、１分17秒７をマークしてきたタキトゥスを中心視したい。12頭立て12番枠で道中は外々を回りながら好位につけ、直線半ばでは３番手争いに加わっていたが、前の隊列が決着してからは余力を残してのゴール。新馬組の中では７着のチアリー以下に８馬身差をつけて最先着、２歳26万下の勝ち時計を0秒4上回っているのだから、このメンバーの中ではスピードが一枚上だ。426kgの小柄な牝馬で大きな上積みは期待しづらいが、２戦目で順当に勝機到来と見て良いだろう。同じ新馬戦で一番のスタートダッシュを決めたキョウエイジェリコだが、２番人気の勝ち馬を追いかけ、３〜４角では外の１番人気馬に交わされる厳しい展開。最後は◎から2秒5離されたが、中身の濃さは十分に評価できる。２歳26万下で最先着を果たしたミユキクレオパトラも、二の脚の速さで逃げ馬の外にピッタリと馬体を併せたが、外からは勝ち馬に被せられて３頭の真ん中に挟まれる形。1秒2差と大きくバテなかった点は評価して良いだろう。道中は先行集団の直後のインで頑張っていたチアリー、距離短縮で追走には苦労していたものの、直線での伸びはまずまずだったエスプリボーを連下のおさえに。