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　◎ワーケアは「ハーツクライ×オラトリオ」という組み合わせで、ダノングレース（福島牝馬Ｓ−３着／父ディープインパクト）の４分の３弟にあたる。母チェリーコレクトは伊オークス（Ｇ２・芝２２００ｍ）の勝ち馬。母方の近い世代にデインヒルとニニスキを併せ持っているので、朝日杯フューチュリティＳ（Ｇ１）を勝ったサリオスと配合的によく似ている。母方にデインヒルを持つハーツクライ産駒は２歳戦の芝で連対率３５．１％と走っており、サリオスの他にアドマイヤミヤビ（クイーンＣ）、グレイル（京都２歳Ｓ）、カテドラル（ＮＨＫマイルＣ−３着）、シャドウディーヴァ（フローラＳ−２着）、コスモインザハート（札幌２歳Ｓ−５着）などが出ている。この配合パターンはハーツクライ産駒にしては完成が早く、芝１６００〜２０００ｍがベスト、という傾向が見られる。２歳戦の芝２０００ｍではグレイルの京都２歳Ｓ（Ｇ３）を筆頭に１４戦７連対。勝率３５．７％、連対率５０．０％、複勝率６４．３％と抜群の成績を収めている。新馬戦、アイビーＳ（Ｌ）ともモノの違いを感じさせるレースぶりで完勝。レースぶりに注文がつかないので中山コースでも問題ないタイプだ。