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　◎ゴールドドリームは「ゴールドアリュール×フレンチデピュティ」という組み合わせで、母モンヴェールは関東オークス（Ｇ２・ダ２１００ｍ）３着のほかダート戦ばかり４勝を挙げた強豪。父ゴールドアリュールはダート向きながらサンデーサイレンス系に属しているので、純然たるパワー型というよりはスピードや決め手も備えたタイプ。したがって、そうした特長が求められる東京ダート１６００ｍに強い。しかし本馬は、母がスタミナ型であるため、コーナー４つのダート１８００ｍにも難なく対応し、一昨年のこのレースを制覇した。周知のとおり実力・安定性とも現役トップを争うレベルにあり、同レース以降９戦連続でダートＧ１を走って［４−４−１−０］とすべて馬券圏内を確保している。前走、マイルチャンピオンシップ南部杯（Jpn1・盛岡ダ１６００ｍ）は、５ヵ月ぶりの実戦だったことに加え、休養中に順調さを欠いたこともあり仕上がりはせいぜい七分。３着と敗れたのは致し方ない。一度叩いた今回は見違えるように動きが良化している。衰えは感じられない。今回の条件ならば年下の強豪たちと比較としても互角以上だ。