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　◎ラヴズオンリーユーは「ディープインパクト×ストームキャット」という組み合わせで、ドバイターフ（首Ｇ１）を含めて重賞を３勝したリアルスティールの全妹にあたる。「父ディープインパクト、母の父ストームキャット」は定番のニックスで、キズナ、ラキシス、エイシンヒカリをはじめ国内外で８頭のＧ１馬が出現し、ラキシスは２０１４年に当レースを制覇した。デビューから４戦全勝で制した前走のオークス（Ｇ１）は、馬場が速かったとはいえ２分２２秒８のレースレコードを樹立し、３着クロノジェネシスに３馬身近い差をつけた。能力の絶対値の高さは日本最高クラスの血統背景に由来するものだろう。エリザベス女王杯（Ｇ１）の過去成績を見ると３歳馬の成績が優れているが、今年はアーモンドアイ、リスグラシュー、ディアドラといった古馬牝馬の大物が出走しないので、この傾向はさらに強まると思われる。ディープインパクト産駒らしい決め手を備えているので直線の長い京都外回りコースは合うはず。久々でも状態面に不安はない。