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　◎リオンリオンは「ルーラーシップ×クロフネ」という組み合わせで、七夕賞（Ｇ３）を勝ったメドウラークの半弟、京都新聞杯（Ｇ２）３着馬ダノンディスタンスの全弟にあたる。ルーラーシップ産駒は中山芝２２００ｍで連対率３３．３％。これは２０１０年以降、当コースで産駒が２０走以上した２４頭の種牡馬のなかで第１位。ルーラーシップ産駒はトビが大きいので基本的に広いコースに向いているが、中山芝２２００ｍは外回りコースなので器用さはさほど問われず、スピードの持続力とスタミナが問われる。本馬は２月の水仙賞（５００万下）で一度走っており５番人気ながら３着と健闘した。当時はまだ力をつける前で、その後、青葉賞（Ｇ２）を勝ち、成長力のあるルーラーシップ産駒だけに夏を越してさらに地力強化が期待できる。先行して粘り強い脚質はこのコース向き。調教量も豊富なので休み明けからいきなり走れるだろう。