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◎ココナッツブラウン

前走の錦Sは差し馬が上位を占める展開ではあったが、上がり3F32.8という強烈な末脚を使い、2着馬に2馬身半差をつけて非常に強い勝ちっぷり。今回は久々の重賞挑戦となるが、前走のレース内容や、ハイペースを先行しながらも5着に粘った一昨年のローズSを見ても、牝馬限定重賞なら能力的にも全く見劣りはせず、また、ペースが流れて展開が向きそうな点もプラスなので、スムーズに運べれば引き続き好勝負になっていい。

○アルジーヌ

近走は非常に安定感のある走りを続けており、前走のヴィクトリアマイルも負けたとはいえ、勝ち馬とタイム差無しの4着は価値ある内容で、牝馬限定重賞では実力最上位の存在。また、持久力が問われる展開で良さが出るタイプなので、今回はそういった展開になりやすい札幌コースに替わるのもプラス。スムーズに運べれば好勝負の可能性が高いとみる。