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クロワデュノール
皐月賞は先行外めを回してのレース。
前が崩れる展開からも不利が大きく、3コーナーから早めに仕掛けたのも外回す負荷が大きかった。接触などの不利はなかったものの、かなり厳しレースでの2着で、やはり負けて強い競馬だった。
ホープフルSは負かした馬が軒並み巻き返しハイレベル戦。その中で圧勝は評価できる。
新馬戦パフォーマンスが素晴らしく走破タイム1:46.7で、後半5ハロンは脅威の57.3秒をマーク。この後半5ハロンタイムはイクイノックスやコントレイルを超えており、この世代では抜けた存在。皐月賞の負けで評価が少しでも下がるならこの馬を順当に評価するべき。

サトノシャイニング
皐月賞は中団からの競馬で終始外を回した。
やや折り合いを欠いていたし、外にいるのに内から外に寄れてくる馬の煽りでやたら外を走らされた。3コーナーからはポジションを上げクロワデュノールの真後ろに付けるも、終始外回した分の負荷で伸びきれず5着まで。展開不利が大きかった。
きさらぎ賞はスタートは良かったが、抑えて中団からの競馬。道中は気性が怪しかったが、大きく折り合いを欠くことはなかった。
気性からか外を回した競馬をして距離ロスはあったが、直線は難なく抜け出して勝ちきり。
東スポ杯は後半4ハロン45.9、後半5ハロン58.3という高いパフォーマンスのレース。
展開が向いているとは言え12.5-11.3-10.9-11.2の落差のある瞬発力でも対応。
クロワデュノールとの逆転は展開の力がないと厳しいと考えるが、クロワデュノールを高く評価しているのでこの馬も必然的に高評価したい。

ショウヘイ
京都新聞杯は後半4ハロン45.2で勝ち切った内容は高く評価したい。過去に45.2を切るタイムはおらず相当速いタイムになる。
新馬戦も負けてしまったが、勝ち馬のラップはラスト4ハロン12.5-11.1-11.1-10.9で45.6秒は京都1800の新馬戦史上最速。
2走前のきさらぎ賞は状態の悪さを川田騎手がコメントしていたので度外視でき、見せたパフォーマンスは高い。
母方の親戚にミッキークイーンやブレイデヴェーグを持つ超良血馬で、東京芝2400mの舞台は合うためここで狙いたい。

マスカレードボール
皐月賞はスタートからエリキングと何度も接触してポジションを下げる。向正面でも前にいたジョバンニの煽りを受けていたりと不利は大きかった。
ただ、進路は比較的ロスなく立ち回り、差し展開も向いて3着。
共同通信杯は逃げた2頭を見ながら3番手を先行。先行負荷のあるポジション。ラストは加速ラップという余力を残す内容。
更に、レースを見ても直線は外を向いて遊びながらで余力がありながらで、まだまだ気性的に幼い面があり、直線集中できればもっと高いレベルで競馬ができそうと思わせるところもあった。
鞍上の中山は向かないとのコメントもあった通りダービー向きなのは間違いない。ただ馬券購入者は全員が共通認識なことなので2番人気なら評価は下げるが、それでも抑えておかないといけない馬

ミュージアムマイル
皐月賞は小さな不利は多かったが、致命的な不利はなく展開も向いてスムーズな競馬で勝ちきり。ゴール後も伸び続けており完勝だった。
普通なら評価下げるタイミングなのだが、みんなが評価下げており、オッズが3番人気まで下がっている。
これなら全然買いたいと思うので抑える。