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◎10.バランスダンサーデビューから3戦全て逃げて好走。前走は稍重で特に評価できる2着ではありませんが、鞍上はレース後に「距離が長いですね」と述べていました。前々走が好内容で、1000m通過60.4秒と平均的に流れましたが、L2を11.1-11.4の余力ラップでまとめてタイム差なしの2着。勝ったダイシンアポロンがパフォーマンスを大きく上げてきて驚いたのですが、結果的にダイシンアポロンは次走の山吹賞も勝利した実力馬でした。新馬戦も2000m。加速ラップにもなり、逃げは厳しかったのでしょう。二の脚も速く、ここも逃げてどこまで粘れるかでしょう。
○4.パーセルペーパーパーセルペーパーはおそらく柴田大知騎手が鞍上だからでしょうか、いくらなんでも評価が低すぎます。デビューから3戦全て余力ラップ戦で、0.4差、0.9差、0.5差とさほど負けていません。先行力もあり、戦ってきた相手も強いのだから柴田大知騎手が鞍上でも好勝負になります。前走はダートが合いませんでした。度外視。前々走はちょっと理解不能な惨敗でしたが、上位が4頭までが強かったのも確かです。前走が叩き台になったはずで、芝戻りで凡走はできません。
他。2.ウォーオブサウンド:新馬戦は出遅れ。ソンシが勝ったレースで上がり最速の3着は評価できますが、いかんせん、二の脚が付きません。二戦目はほぼ五分に出ました。スローペースでしたが、中団後ろからになってしまい。新馬戦はスローで馬群が凝縮していたので、「15-15」という通過順ほど差してきたという印象がなくて。3.タルタロス:2戦目が大きく出遅れ。この時にパーセルペーパーに1.0秒差と大きく先着されています。他のレースも程度の差こそあれど、全て出遅れていて。6.グローリアミノル:前走は既走馬相手に2着というと聞こえが良いですが、16頭中6頭までがデビュー戦でした。前走で馬券に絡んでいた馬が1頭だけしかいなかった低レベル戦で。ラップ面も特筆すべき点はありません。2戦目の上積みはありそうで、来ても不思議はないですが、人気で買いたいとまでは思えなくて。9.ヴァイザーブリック:前走はそれなりのレベルにはあったはずで、直線も馬群の中でなかなか抜け出せないロスがありました。2着との差はもう少し詰まったはず。ただ、内枠先行有利な2月開催の東京で、内枠から先行できたのはプラス面も大きかったはずです。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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