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◎10.ナックアテナ
ナックアテナは「ノドに難があって踏ん張り切れない」という話ですが、それは元からの話。4走前は東京芝1400ｍで3着まで差してくる好内容でした。
3走前は内にいて、仕掛けを待たされてしまいました。追い出してからも伸びませんでしたが、加速ラップになった残り200ｍから追い出したので対応できなかったものと判断します。
前々走は出遅れました。伸びきれませんでしたが、このレースはハイレベルで、勝ち時計が1.11.8。ナックアテナも1.13.4と水準級の時計では走っています。
前走・佐賀での交流戦はやや出負けしましたが、中山ダート1200ｍを使った影響か、二の脚が抜群で好位に取り付きました。逃げ馬を捉えきれませんでしたが、0.1秒差まで追い詰めてはいて悪くない内容でした。
3戦目の内容からはここでも見劣りはしないはず。
すでに小倉芝を使ってきている馬が多く、小倉実績だけで人気になりやすいですが、基本的に中央場所の方がレベルは上。
魅力的な転戦だということと、丹内騎手を評価して本命とします。
あまり深い位置からでは間に合わないと思うので、ダート1200ｍで身につけた二の脚の速さを生かして欲しいところです。

○8.カントゥータ
新馬戦はスタートを決めて、34.7秒の上がりをマークしました。
2戦目はダートで度外視。
3戦目は好発を切って先行しましたが、前に厳しい展開になりました。
前走はスタートも悪かったのですが、どうしてか最後方まで下がりました。
原因は分かりませんが、上がり最速の34.7秒をマークしただけに、勿体ない競馬になりました。
通用の力はあるはずで。

▲12.ジョーメッドヴィン
中山を使っていた時から評価していた馬。
前々走は本命を打って、相手抜けではありましたが、3着に好走してくれました。
この時は出遅れており、進路を切り替えるロスもあったということで、前走も引き続き本命に。今度もやや出負けしましたが、リカバリーできるくらいの水準でした。リカバリーして2番手に付けると、馬場の良い外目を回して2着。3着には0.6秒差を付けただけに価値は高い。
今回は吉村誠之助騎手が鞍上。
新人が期待に応えられるかどうか。

△5.ディーエストッキー
中京・京都・阪神でも崩れておらず、33.7秒の上がりも持っていて実績は最上位。
前走で小倉に回ってきましたが、スタートで出遅れて、押してリカバー。直線でも押して押してしぶとく伸びて4着を確保しましたが、このレースは1.2着が強すぎました。
3着は悪くないので、今度はスタートを決めれば。

6.レオナルドスターは前々走でジョーメッドヴィンに完敗。
前走は相手が微妙で、3走前は展開に恵まれています。一枚落ちると見て消します。
買い目は2頭からダブル本命スタイルでフォーメーションを組んでいます。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。