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◎3.フナデ前走の紫菊賞はラスト5Fが57.8秒、ラスト4Fが45.8秒、ラスト2Fが11.0-11.4で、余力ラップ基準を全てクリアしたハイレベル戦です。勝ったジュンゴールドの圧勝だけが目立ちますが、2着以下も力ある馬ばかりです。土曜にデイリー杯が開催されましたが、紫菊賞3着のナムラフッカーが出遅れながらも上がり最速で3着まで追い込んできました。紫菊賞4着のホルトバージは次走、萩Sで5着に破れましたが、この馬はエンジンのかかりが遅い馬で、瞬発力の差でどうしても負けてしまうタイプです。紫菊賞でのフナデは出負け気味のスタートから最後方待機。4角では大きく外に膨れてしまいましたが、11.4秒のラスト1F区間で伸びて2着に浮上。最後の脚色は勝ったジュンゴールド以上でした。余力十分だったことから距離延長は問題ないでしょう。ゴールドシップ産駒という点からも問題ありません。また、ゴールドシップ産駒はイメージとは裏腹に平坦コースを得意としていて、京都芝も得意な部類です。メンバーレベルは前走よりも落ちているはずですが、フナデの人気が下がるという幸運な事象が発生。狙い撃ちます。
◯7.ジューンテイク新潟2歳Sは大きく出遅れ。最後方から上がり最速をマークしました。「それじゃあ意味がないだろう」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。今年の新潟2歳Sはラスト5Fが58.4秒とかなり速くなりました。この馬は中緩みの4.5F目で出遅れた分を取り戻しており、その上で上がり最速をマーク。相当長く速い脚を使ったはずです。前走のききょうSはコーナー部で外々を回った分、内をタイトに回ってきた馬にやられたという印象。ここでも出遅れて、すぐにリカバリーした分、2F目の10.8秒の区間で相当無理をしています。2000mの方がマイペースで運べて良い方向に働くはずです。一発あり得ると考えて対抗に。
相手は手広く。三連単フォーメーションを組んで好配当を狙います。
私は比較的、少頭数を得意としています。余力ラップの考え方は馬の能力を見極めるのに有効ですが、少頭数の方が展開面における有利・不利が少ないからです。少頭数のレースは人気がないようですが、基本的には配当面を確保できるレースを出しています。出すレースは全て自信のあるレースに限っていますが、私の得意とするところについても知っていただきたいので、日曜の「自信あり」はこのレースにします(外すと少し格好悪いですが……)。
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