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◎10ジャスティンパレス
有馬記念は中山芝2500mで行われる古馬混合G1です。毎年のように古馬vs3歳馬の構図となり、人気を分け合う形になります。
3歳馬にとってみれば、古馬相手に斤量の恩恵を受けるG1レースはこれが最後です。3歳馬といっても来月には4歳になる立派な“古馬予備軍”であり、有馬記念が行われる3歳12月における2kgの斤量恩恵は非常に大きなアドバンテージになります。
この傾向を如実に表しているのが、3歳で有馬記念に出走した馬における、次年度以降の有馬記念成績です。
下記に示した通り3歳で5着以内に入った馬で、4歳以降でパフォーマンスを上げたのは、近10年でキタサンブラックだけという結果になっています。
////////////////////////"有馬記念に3歳で出走し5着以内だった馬の次年度以降の有馬記念成績(近10年)" 馬名 (3歳→4歳→5歳)ブラストワンピース 1着→未→中止ゴールドシップ 1着→3着→3着→8着サトノダイヤモンド 1着→未→6着サートゥルナーリア 2着→未出走トゥザワールド 2着→未出走ワールドプレミア 3着→5着キタサンブラック 3着→2着→1着ステラヴェローチェ 4着→未出走スワーヴリチャード 4着→未→12着スカイディグニティ 5着→未出走タマモベストプレイ 5着→未出走////////////////////////
これは何も5着以内に限った話ではなく、3歳で有馬記念に出走して6着以下だった馬においても、次年度以降の有馬記念で馬券内に巻き返した馬は1頭もいません。(近10年)
有馬記念はリピーターレース言われることもあり、実際に近年でもクロノジェネシスやシュヴァルグラン、ゴールドアクターが連続して馬券内に来ることもありました。しかしこれらの馬は4歳になってから初めて有馬記念に出走し馬券になった馬たちです。
つまり斤量恩恵のない古馬になって有馬記念で好走できた馬は、来年以降も好走に期待できると考えられます。一方で3歳という斤量恩恵をもらった馬が好走したところで、来年以降も好走できるかは未知、むしろ人気することを考えれば期待薄である可能性が高いと言えます。
今年のメンバーでは3歳時に有馬記念に出走し勝利したエフフォーリア。同じく5着だったタイトルホルダーが出走しますが、昨年以上のパフォーマンスは期待できません。
むしろ3歳馬として斤量の恩恵を受けられるイクイノックス、ボルドグフーシュ、ジャスティンパレス。さらに昨年の有馬記念では4歳ながらも2着に好走したディープボンドこそが好走に期待できる馬になるでしょう。
古馬で唯一強く買いたいと思っていたディープボンドが8枠16番に。さすがにスタートから最初のコーナーまでの距離が短い中山芝2500mでは不利が大きく、枠の並び的にも外を回される可能性大。ここは3歳馬から素直に。
その中でも注目のボルドグフーシュが2枠3番をゲット。無論、良い枠であることは言うまでもないが、そもそもテンが遅く後方からの競馬になる可能性が大きい。枠の利を得られるのは内枠の先行馬であり、ボルドグフーシュは見た目ほどのプラス評価にはならないだろう。さらにもう一点、今回は福永騎手騎乗に変わることで、必要以上に注目を浴びている。多くのメディアが「福永騎手が引退する最後の有馬記念」として取り上げているが、冷静に考えて引退しようがしまいが着順に大きな変動はない。にも関わらずメディアが取り上げることで必要以上にオッズが下落することが予想される。脚質的なリスクも考えて対抗に落とした。
というわけでもう一頭の菊花賞経由馬、ジャスティンパレスから勝負する。
5枠10番 ジャスティンパレス前走の菊花賞は4コーナーでやや追い出し待つ不利があったが、その後はしっかりと脚を伸ばして3着好走。2走前の神戸新聞杯はスムーズに先行したことで圧勝の内容だった。菊花賞の内容から3歳ではポテンシャル上位は間違いなく、菊花賞で差して好走できたことは有馬記念でも通用する下地になる。斤量恩恵もあるし、ここは能力的に足りても不思議ではない。
5枠9番 イクイノックス前走の天皇賞秋は強烈なギアチェンジ能力とトップスピードの質を見せての勝利。2走前は最後方付近から強烈なトップスピードの持続力を見せての勝利。このようにどちらも有馬記念とは全く異なるレース質のため、本質的には東京向きであることは間違いないだろう。とはいえ皐月賞であれだけ雑な競馬をしても2着にきたように全くこなせないわけではなく、能力面でカバーすることは可能。さらに斤量的にも2kg恩恵のある有馬記念だと無難に突っ込んできそうで。
2枠3番 ボルドグフーシュ2走前の神戸新聞杯はかなり外を回す競馬でロスが大きい中での3着好走。前走も4コーナーではやや外に出すロスがあり、そこから上がり最速で2着とほとんど勝ちに等しい内容だった。今回は斤量の恩恵を受ける立場だし、スタミナ豊富なタイプからも有馬記念向き。どうしても後方からの脚質になるので展開次第ではあるが、人気以上に好走する余地はある。
1枠1番 アカイイト前走のエリザベス女王杯はイチかバチかに賭けての最後方騎乗だったが、4着まで走ってきて結果的には恵まれたほうが強いと思っている中での好走。昨年も7着だけにメンバーレベルさえ下がれば通用する可能性はあるも、展開が向いてどこまでといった印象で、相手以上の評価はさすがに難しいか。
1枠2番 イズジョーノキセキもともと良馬場のほうが得意なタイプだったし、前走は馬場もあり参考外でいい。それでも2走前の府中牝馬Sは内からうまく抜け出した恩恵はあったし、レース質としても有馬記念とは異なる瞬発力戦。ここは軽視が妥当。
2枠4番 アリストテレスグレースアドマイヤの牝系としてはアドミラブルやフランツ、アールドヴィーヴルなどがいるが、結果的に古馬になって枯れていく馬が多い。本馬もここからさらに復活すると予想するのはさすがに厳しい印象で。
3枠5番 ジェラルディーナ前走のエリザベス女王杯は外有利馬場を外から突き抜ける競馬で勝利。2走前のオールカマーは内有利の競馬で内をつく競馬で勝利とどちらも恵まれた中での勝利。ただしどちらも上り最速で底を見せていないし、オールカマーは結果的にメンバーレベルも高かった。前走のエリザベス女王杯でも同じく外を回して好走したウインマリリンが香港で完勝したように能力がなければ突き抜けていないはずで、かなりの成長を感じる一戦だった。脚の使い方的にも有馬記念はむきそうだし、3人気以下になることもなさそうなメンバーであることからも妙味はでそう。
3枠6番 ヴェラアズール前走のジャパンカップは本命にしたが、理由としては「メンバーレベルが弱いこと」を挙げていた。結果的に勝利はしたものの、他馬の不利も大きい中で相対的に恵まれた面はあったし、キレで勝負する本馬向きの展開になったことも大きい中での勝利だった。6走前の内容からもスタミナは豊富で有馬記念もこなせそうではあるが、それでも直線は長いほうがいいタイプのはず。さらにジャパンカップも上り最速での勝利だとさすがにオッズに織り込まれそうで、期待値的にも取りにくそうで。
4枠7番 エフフォーリア昨年の有馬記念は上がり最速で勝ち切る全く底を見せていない中での勝利。それ以降は脚の状態に不安があり、メンタル面から走るほうに向かずに敗戦。その後は放牧に出されて完全休養しており回復する可能性はあるが、4歳なので斤量の恩恵はない。とはいえ昨年の状態にあれば好勝負は間違いなく、人気がガタっと落ちそうなここは相手にいれても。
4枠8番 ウインマイティー前走のエリザベス女王杯はペースも向かなかったし、馬場的にも向かなかったので完全に参考外でいい。とはいえ2走前の京都大賞典はうまく乗っての3着で内容的には厳しいし、さらにメンバーが強くなるここは厳しいのでは。
6枠11番 ラストドラフト近2走は復調の気配があるも、それ以前も古馬混合重賞すら勝利経験はない。相手強化のここはさすがに厳しいレースになりそうで。
6枠12番 ポタジェ近2走は高速馬場の東京で適性外の敗戦と見直し可能。上がりに限界があるので大阪杯のように渋れば一考も、2000m以上の距離は未知だし、そもそも実績的にもやや足りない印象。枠的にも外に入ったし、メンバーも強いここはさらに厳しい戦いになりそうで。
7枠13番 タイトルホルダー昨年の有馬記念は3歳馬として挑戦するも5着。それでもパンサラッサが前を強烈に引っ張ったレースだけに、やや展開不向きの中で5着は頑張ったほうだろう。ただし今回は4歳馬として挑戦するため斤量の恩恵はなく、昨年と同様のパフォーマンスができるかは疑問。また今年の日経賞でもメンバーが弱い中で近差の勝利とパフォーマンス的には低く、どうも中山芝2500mの舞台も合っていなさそう。人気背負うなら軽視で。
7枠14番 ボッケリーニ前走のジャパンカップは外を回した上、スローからの瞬発力戦で見直しも可能な内容だった。とはいえそれ以前も展開や馬場に恵まれての好走が多く、上積みのない成績になっている。今回はG1でメンバーレベルも上がるし、成長も見込めない6歳では強気になれず。
7枠15番 ブレークアップ前走のアルゼンチン共和国杯は多くの馬が不利を受けたレースで1着と相対的にやや恵まれた形での勝利。過去のレースからもスローからの瞬発力戦で良さが出ているので有馬記念の舞台は向かなそうだし、相手関係的にもここは厳しいのでは。
8枠16番 ディープボンド昨年の有馬記念は2着とはいえ、勝ったのは3歳馬エフフォーリア。さらに3着もクロノジェネシスならかなり強い競馬をしたといって差し支えないだろう。その後は天皇賞春→宝塚記念と敗戦しているが、さすがにペースが速い中での競馬で見直しも可能である。今回は4歳になり斤量恩恵のなくなったエフフォーリアやタイトルホルダーが人気するのに対し、本馬は斤量据え置きにも関わらず人気しない想定。どう考えても期待値はありそうだし、ここは素直に印は回すべき。
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