若原隆宏の予想

10R
日本ダービー GI
5月28日(日) 15:40 東京 芝2400m
予想印
4スワーヴリチャード(3人気)
6サトノアーサー(5人気)
12レイデオロ(2人気)
5クリンチャー(9人気)
7アルアイン(4人気)
11ペルシアンナイト(6人気)
17ウインブライト(12人気)
18アドミラブル(1人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝通常
4
500円
複勝通常
4
2,000円 払い戻し:2,000円x2.0倍=4,000円
枠連通常
28
1,100円
馬連フォーメーション
馬1
4
馬2
5671112
5通り 各500円 払い戻し4-12:500円x16.2倍=8,100円
馬連フォーメーション
馬1
4
馬2
5612
3通り 各700円 払い戻し4-12:700円x16.2倍=11,340円
3連単フォーメーション
1着
4
2着
5612
3着
56711121718
18通り 各100円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 23,440円
収支 +13,440円
レース結果
着順 馬番 馬名 人気
1 12 レイデオロ 2人気
2 4 スワーヴリチャード 3人気
3 18 アドミラブル 1人気
4 3 マイスタイル 14人気
5 7 アルアイン 4人気
6 1 ダンビュライト 7人気
7 11 ペルシアンナイト 6人気
8 8 トラスト 16人気
9 10 ベストアプローチ 11人気
10 6 サトノアーサー 5人気
11 13 カデナ 8人気
12 16 キョウヘイ 15人気
13 5 クリンチャー 9人気
14 15 ダイワキャグニー 10人気
15 17 ウインブライト 12人気
16 9 マイネルスフェーン 17人気
17 2 アメリカズカップ 13人気
18 14 ジョーストリクトリ 18人気

払戻金

単勝 12 
530円 2人気
複勝 12
4
18
180円
200円
150円
2人気3人気1人気
枠連
  • 2
  • 6

1,180円 3人気
馬連
  • 4
  • 12

1,620円 4人気
ワイド
  • 4
  • 12

  • 12
  • 18

  • 4
  • 18

650円
470円
490円
4人気1人気2人気
馬単
  • 12
  • 4

2,860円 7人気
3連複
  • 4
  • 12
  • 18
2,220円 1人気
3連単
  • 12
  • 4
  • 18
11,870円 8人気

※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

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見解

外見上突き抜けた馬が1頭いる

 まずは有力視した各馬の外見的特徴から見てみよう。

 25日付中日スポーツ・東京中日スポーツに掲載されている出走各馬の立ち馬写真が撮影されたのは1週前の時点。仕上がり途上と見受けられる馬は1頭もいない。特にウインブライトは、美浦で直接見ていて、皐月賞当時には想定していなかったもう一段上の柔らかみが引き出されていて驚く。

 コンディションに大きな差がつけられないとなると地力と適性の比較ということになる。特に目を引くのはスワーヴリチャードのゆったりした体幹だ。

 背中の稜線が弓なりにしなやかで、滑らかにトモの上縁につながっている。トモの大きさが目立つのは相対的に腹袋がスラリとしているからだが、同時に胸郭、腹ともに奥行きがある。特に胸郭の大きさは肺の収まるスペース、ひいては肺活量を規定する重要なファクター。長距離戦を粘り抜く豊富なスタミナが期待できる。
 腰角の位置もやや高めで、体高から類推されるぱっと見よりも大腿骨が長め。股関節から先の筋肉もその分長く、バネとしての性能も高めに想定できる。エネルギー効率が高まる分、広く長い条件でなお有利になるはずだ。 昨秋からの成長分も非常に大きい。10月の阪神で勝ち上がり、11月に東スポ杯2歳Sで東上した当時は、今より胴が詰まって一見マイラータイプのバランスだった。成長に伴って背が伸びるというのは主に前蹄からキ甲までの体高について言うことが多いが、この馬は、はたから見る限り体長が顕著に伸びている。胸の奥行きが深くなった分、肺活量も増しているはずだ。長丁場への適性はやはり18頭の中で1番高い。

 サトノアーサーはスワーヴリチャードよりもやや胴詰まりだが、腰角の高さからは同じことが言える。こちらは腰角やや上後方の表層に見える中殿筋、その直下に並ぶ外側広筋ともに顕著に膨らんでいて力強さが目立つ体形だ。

 レイデオロのバランスは一種独特。体幹そのものはスラリとしていてバネ型を思わせるが、肩・腰ともに幅があって筋肉質。加えて首差しが太い。首は前肢を振り出すときにバランスをとるオモリとしての役割がある。一見筋肉質なのに、走らせると非常に柔らかなバネが目立つのは、前後の筋肉の下に隠された体幹のバネと首差しが良質な振り子として働くからだろう。

 皐月賞馬アルアインは皐月賞当時よりもトモ上縁の膨隆感が増している。キック力を生む中殿筋が厚みを増しているように見える。青葉賞勝ち馬アドミラブルは胸郭の深さが目立つ。肩回りはコンパクトにスリム。後駆もバネ主導の形で高速条件でより力を発揮できそうだ。ペルシアンナイトは皐月賞当時は浮き出ていなかった肋骨の稜線が今回は浮き出ている。こちらの上積み分も軽視できない。
 馬場条件については高速条件になるだろうと見通している。詳細は26日付新聞紙面で詳しく述べたので、ぜひそちらを読んでいただきたい。これを前提に、さらに展開について検討しよう。

 あからさまな逃げ馬はいないが弥生賞を逃げ粘ったマイスタイルか、札幌2歳Sが逃げ切りだったトラスト、あるいはクリンチャーが横で見合ってハナが決まるものと思われる。誰かが飛ばして流れることにはならないが、馬場条件からして時計的にはやや速い。速めの馬場であることはそこまでの競走で各ジョッキーの脳裏には折り込み済みとなっているだろうけれども、それだけに後方待機組は前が楽に走っているように思われるはずだ。何頭かは早仕掛けになる。すると2列目で馬も人も我慢が効くスワーヴリチャードにとって一層有利だ。

 毎日杯での切れ脚が光ったサトノアーサーはアルアインの皐月賞勝ちで価値を増した。問答無用でレイデオロが届く線も十分ある。この2頭へが大本線。ペルシアンナイトは筋肉質な体に隠れて胸は存外深い。距離不安説が流布する分、買いどころに。追い切りでも落ち着いていた操作性の高さを買ってクリンチャーにも印を回した。

 状態面に上積み大と期待していたウインブライトは外枠が痛い。アドミラブルも大外からでは想定した展開の「早仕掛け組」にはまってしまいそうだ。押さえまで。

※編集部注
5/28(日)8:30、コメントを加筆いたしましたが、印および買い目に変更はございません。

公開日時:2017/05/25 17:16

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