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　2015年、2016年と併用系統の調教タイプが1着のマーチS。その単勝人気が6番人気、8番人気ですから、調教適性の高さを示しています。もちろん今年も併用系統を狙いつつ、過去のマーチSで人気薄激走が一杯平均系統だったことを考慮すれば、一杯平均坂路主体の◎インカンテーションが浮上します。
　客観的な調教タイプからも狙えますが、主観的には1週前のCWでの追い切りが印象的。栗東でもトップクラスの攻め大将ディープエクシードに先着。相手がついてくるのが精一杯という走りは圧倒的なスピードで他馬を圧倒した平安Sを彷彿とさせます。
　○ロンドンタウンは標準トラック主体でトラックのダブル最速該当。このレースに対する調教内容は高く評価できますが、この馬自身が中山ダート1800mを勝った時はトラックのダブル最速該当で標準多め併用の調教タイプだっただけに、追い切り本数の違いがどうかというだけ。
　4歳になって充実一途の▲コスモカナディアン。こちらも中山ダート1800mを3走前に勝った時が標準多めトラックのトラックダブル最速だったので、今回の馬ナリ平均トラックで追い切り本数が標準な点がどうか。
　直近2走の中山ダート1800mで伸びあぐねている△メイショウスミトモ。今回はトラック調教を取り入れた効果に期待。あとは標準トラック主体の☆ストロングサウザーと標準併用の注シルクドリーマー。