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　PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサクラアンプルール(16.7pt)、ケツァルテナンゴ(15.7pt)、スズカデヴィアス、ロンギングダンサー(15.0pt)、ライズトゥフェイム(14.0pt)。能力値は、競走馬の能力と勢いを示すものであり、基本的に本命馬は能力値5位の中から選出するというスタイルで予想を行っています。

　よって、◎には能力値1位の(14)サクラアンプルールを推します。前走準オープン勝ちのこの馬が能力値1位になってしまうのは、近走成績が悪い馬が揃っているということ。もともと強い馬は何頭かいますが、過剰人気気味のそれらを狙うより、近走充実で現時点で4番人気とそれほど人気のないこの馬を本命視するのがベストと見ました。大外枠は割引ですが、先行勢が手薄でこの馬自身もある程度出して行けるタイプなので、極端に不利になることはなさそうです。

　○は、これまで1〜2番手の競馬で5勝を挙げているように、前々で立ち回れれば強い(4)サムソンズプライド。2014年の稲村ケ崎特別では、後に重賞ウイナーとなるダービーフィズをハナ差退けて勝利したこともありました。幸いにも今回は先行勢手薄の3番枠に入り、その内枠のマイネルラフレシアは逃げたら総帥に怒られるので2番手を狙ってくるはず。サムソンズプライドがハナへ行ける可能性もけっこうあるのではないでしょうか。東京は前開催よりも高速よりの馬場ということもあり、この馬を対抗にしました。

　▲は、前々走で準オープンを勝利して、前々走のキャピタルＳでは4着の(3)マイネルラフレシア。前走のディセンバーＳは字面以上にペースが厳しく、外枠から積極的に行かせたこともあり13着まで失速しました。後方から早めに動いて5着に敗れたクラリティスカイが、次走の中山金杯で2着に巻き返したことを考えても、この馬もある程度は巻き返して来るはず。現時点で2番人気と人気し過ぎですが。巻き返しの可能性は十分あります。