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先週阪神ＪＦ対抗ソダシについて『昨年の札幌２歳Ｓはゴールドシップ産駒のワンツー、今年も上位５頭中３頭が同産駒という“体力バカのゴールドシップ産駒の庭”と化しているレースですが、それらを抑えて牝馬の身でありながらも勝利したというのは高価値だと言えます。』と記しましたが、やはり今年の札幌２歳Ｓでゴールドシップ産駒以外で掲示板に入線した２頭(ソダシ＆バスラットレオン)については額面以上の評価をすべきだろうと。
昨年の同レースでも、ゴールドシップ産駒でワンツーした２頭よりも、非ゴールドシップ産駒で３着に入ったダーリトンホールの方がその後に3歳春まで最も好成績を残す馬となっていました。
それに加えて今年の同レースはＨペース且つ捲り展開で先行馬には厳しい展開で、それを２番手から前受け競馬で粘り込んだバスラットレオンのレース内容も評価に値するものでした。

前走京都２歳Ｓは矢作厩舎らしい休み明け初戦を叩き台に徹した格好の余裕残しでの出走ででしたし、そもそも距離二千も明らかに長いだけに敗戦結果については度外視が妥当。
そこから叩き２戦目の本番仕上げと距離短縮となる今回は、一変好走もあり得る一頭と見て穴推奨します。

現時点で◎の複勝オッズは3.8~5.6倍、三連複合成オッズは9.2倍、ワイド合成オッズは6.8倍。複勝で買うのは大分損となる可能性が高いので≪◎から1番と3番を除く13頭へのワイド総流し(同一払い戻し額配分)≫を買い目とします。
※複勝一点とワイド総流しは同じ意味で、どうしても穴馬の複勝馬券は過剰人気になり易いのが現代オッズ構造ですので、少しの労力を使って後者を買った方がお得というワケです。