netkeiba.com

岡村信将の予想

11R
安田記念 GI
6月7日(日) 15:40 東京 芝1600m
予想印
11グランアレグリア(3人気)
6インディチャンプ(2人気)
5アーモンドアイ(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複通常
5611
6,000円 払い戻し:6,000円x8.4倍=50,400円
3連単通常
6511
1,400円
3連単通常
6115
700円
3連単通常
1156
1,200円 払い戻し:1,200円x112.4倍=134,880円
3連単通常
1165
700円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 185,280円
収支 +175,280円
レース結果
着順 馬番 馬名 人気
1 11 グランアレグリア 3人気
2 5 アーモンドアイ 1人気
3 6 インディチャンプ 2人気
4 3 ノームコア 7人気
5 8 ケイアイノーテック 11人気
6 9 アドマイヤマーズ 6人気
7 2 ダノンキングリー 5人気
8 14 ダノンスマッシュ 8人気
9 7 ペルシアンナイト 10人気
10 13 ヴァンドギャルド 9人気
11 10 ミスターメロディ 12人気
12 12 セイウンコウセイ 14人気
13 1 ダノンプレミアム 4人気
14 4 クルーガー 13人気

お気に入り予想家登録

お気に入り登録が完了しました。

この予想家が予想を公開した際に通知を受け取りますか?

見解

【本文約4800文字】★★★ 本日東京競馬 最大の勝負レース!!

ラップギアコース適性値【瞬8平2消0】に近い比率の馬が有利
番馬名   【ラップギア】瞬発指数
01ダノンプレ【瞬7平1消0】118
02ダノンキン【瞬3平2消1】120
03ノームコア【瞬3平3消0】114
04クルーガー【瞬2平4消3】107
05アーモンド【瞬5平4消0】123
06インディチ【瞬5平4消0】120
07ペルシアン【瞬5平3消0】113
08ケイアイノ【瞬3平2消0】102
09アドマイヤ【瞬6平0消0】119
10ミスターメ【瞬2平4消1】111
11グランアレ【瞬2平2消0】119
12セイウンコ【瞬2平7消5】 98
13ヴァンドギ【瞬4平0消0】106
14ダノンスマ【瞬1平6消3】115



近年は好メンバーがそろって盛り上がりを見せる安田記念だが、今年はさらに輪をかけたような好メンバー。しかしそれでも(5)アーモンドアイのG1・7勝は圧倒的で、これだけ多数のG1馬がそろっていても、他に複数のG1を勝っている馬は(9)アドマイヤ3勝と(6)インディ2勝の2頭だけ。

格が違うと言えば、まさにその通りなのだろう。実は中距離以上のG1を勝っているのも(5)アーモンドアイだけであり、実績で比較するなら、これだけのメンバーをそろえても同馬を上回る馬などいようはずもない。思っていた以上に(5)アーモンドアイに人気が集中していることに驚いたのだが、そう考えれば このオッズも納得か。



安田記念は超ハイペースがディフォルトのレース。たとえばこの時期、NHKマイルカップからヴィクトリアマイル、安田記念と続く『東京芝1600mのG1シリーズ』は、いずれもハイペースになりやすいのだが、その中でもラストを飾る安田記念は超ハイペースから、ヴィクトリアマイルと同等の上がりが要求されるレース。

ちょっと『東京芝1600mのG1シリーズ』3レースの流れを比較してみようか。

NHKマイルカップ
2006年 前半57秒5 後半59秒0 1分33秒2
2007年 前半58秒5 後半60秒1 1分34秒3
2008年 前半59秒2 後半59秒6 1分34秒2
2009年 前半57秒2 後半58秒1 1分32秒4
2010年 前半56秒3 後半58秒0 1分31秒4
2011年 前半57秒6 後半58秒3 1分32秒2
2012年 前半59秒9 後半59秒4 1分34秒5
2013年 前半57秒8 後半58秒3 1分32秒7
2014年 前半58秒4 後半58秒6 1分33秒2
2015年 前半59秒3 後半58秒2 1分33秒5
2016年 前半57秒7 後半58秒5 1分32秒8
2017年 前半57秒9 後半57秒8 1分32秒3
2018年 前半58秒0 後半58秒4 1分32秒8
2019年 前半57秒8 後半58秒5 1分32秒4
平均  前半58秒1 後半58秒6 1秒33秒0
ヴィクトリアマイル
2006年 前半59秒7 後半58秒6 1分34秒0
2007年 前半58秒2 後半57秒7 1分32秒5
2008年 前半60秒0 後半58秒0 1分33秒7
2009年 前半58秒6 後半57秒7 1分32秒4
2010年 前半57秒5 後半58秒6 1分32秒4
2011年 前半55秒9 後半58秒4 1分31秒9
2012年 前半58秒2 後半58秒0 1分32秒4
2013年 前半58秒2 後半57秒8 1分32秒4
2014年 前半58秒0 後半57秒6 1分32秒3
2015年 前半56秒9 後半57秒6 1分31秒9
2016年 前半57秒2 後半57秒7 1分31秒5
2017年 前半60秒1 後半58秒3 1分33秒9
2018年 前半58秒3 後半57秒1 1分32秒3
2019年 前半56秒1 後半56秒8 1分30秒5
平均  前半58秒1 後半57秒9 1秒32秒4
安田記念
2006年 前半58秒1 後半57秒8 1分32秒6
2007年 前半57秒5 後半58秒2 1分32秒3
2008年 前半57秒9 後半58秒1 1分32秒7
2009年 前半57秒4 後半60秒1 1分33秒5
2010年 前半56秒3 後半58秒1 1分31秒7
2011年 前半57秒0 後半58秒1 1分32秒0
2012年 前半56秒3 後半57秒5 1分31秒3
2013年 前半57秒0 後半57秒6 1分31秒5
2015年 前半57秒3 後半57秒7 1分32秒0
2016年 前半59秒1 後半58秒0 1分33秒0
2017年 前半57秒1 後半57秒6 1分31秒5
2018年 前半56秒8 後半57秒1 1分31秒3
2019年 前半57秒0 後半56秒4 1分30秒9
平均  前半57秒3 後半57秒9 1秒32秒0
※ヴィクトリアマイルが創設された2006年以降。
※不良馬場施行の2014年安田記念は除く。

めちゃめちゃ見づらいので平均だけを抜け出すと、こんな感じに。
NHK平均 前半58秒1 後半58秒6
ヴィク平均 前半58秒1 後半57秒9
安田記平均 前半57秒3 後半57秒9

つまりは、NHKマイルカップと同程度のペースから上がりが速いのがヴィクトリアマイル。前半が馬鹿っ速く、しかもヴィクトリアマイルと同程度で上がらなければならないのが安田記念ということで。NHKマイルカップ辺りとは全然レベルが違う。

ちなみに、NHKマイルカップの勝ち馬の平均タイムは安田記念8着馬の平均タイムに相当するようで。2011年当時は「どういうこと?」ぐらいにしか思っていなかったのだが、安田記念を知れば知るほど“3歳で安田記念を勝った”リアルインパクトが凄すぎる。たとえ斤量差があるにしても、ちょっとあり得ないぐらいの偉業。

#リアルインパクトは本当にすごい馬



ということで、安田記念に重要なのはラップギアで言う平坦適性。スローから一瞬でグンの伸びる脚ではなく、厳しいラップからジリジリ伸びる脚が必要。それを前提として1990年以降、過去30年の安田記念出走馬を全調査してみたところ、やはりラップギア・平坦戦勝率の高い馬が好成績を残していることが判明した。

■安田記念出走馬のラップギア・平坦戦勝率別成績
勝率33%上 183戦【21-13-15-132】勝率12% 複勝率28% 単勝回収110%
勝率32%下 331戦【 9-17-15-292】勝率 3% 複勝率12% 単勝回収 47%

平坦戦勝率32%以下のグールプには1995年ハートレイク、2000年フェアリーキングプローン、2006年ブリッシュラックといった外国馬の安田記念勝ちも含まれているので、実質的にはもっと差があるはずだ。

■歴代安田記念勝ち馬の(レース前)平坦戦勝率
ノースフライト   3戦【3-0-0-0】勝率100%
インディチャンプ  2戦【2-0-0-0】勝率100%
ロードカナロア   8戦【7-0-1-0】勝率 88%
トロットサンダー  6戦【5-1-0-0】勝率 83%
エアジハード    5戦【4-0-0-1】勝率 80%
タイキシャトル   4戦【3-1-0-0】勝率 75%
モーリス      3戦【2-0-0-1】勝率 67%
ブラックホーク   8戦【4-3-0-1】勝率 50%
ストロングリターン 6戦【3-1-0-2】勝率 50%
オグリキャップ  12戦【8-3-1-0】勝率 66%
ウオッカ      3戦【2-0-0-1】勝率 66%
ヤマニンゼファー  4戦【2-0-1-1】勝率 50%
ヤマニンゼファー  9戦【4-2-1-1】勝率 44%
ダイワメジャー   9戦【4-2-0-3】勝率 44%
アグネスデジタル  5戦【2-1-2-0】勝率 40%
ジャスタウェイ   5戦【2-1-1-1】勝率 40%
アサクサデンエン 13戦【5-3-3-2】勝率 39%
ダイイチルビー   8戦【3-2-1-2】勝率 38%
サトノアラジン   8戦【3-1-1-3】勝率 38%
アドマイヤコジーン 6戦【2-0-0-4】勝率 33%
タイキブリザード  3戦【1-2-0-0】勝率 33%
モズアスコット   7戦【2-3-0-2】勝率 29%
ツルマルボーイ  16戦【4-4-1-7】勝率 25%
ロゴタイプ    13戦【2-2-2-7】勝率 15%
ショウワモダン  13戦【1-4-1-7】勝率 8%
リアルインパクト  1戦【0-1-0-0】勝率 0%
ウオッカ      1戦【0-0-0-1】勝率 0%

ゆえに、毎年安田記念は厳しいラップで勝率32%以下の馬は大きく割り引く方針。

■2020年 安田記念出走予定馬のラップギア平坦戦成績
アーモンドアイ  5戦【4-0-1-0】勝率80% ◎
アドマイヤマーズ 0戦【0-0-0-0】勝率 0% ×
インディチャンプ 5戦【4-0-1-0】勝率80% ◎
グランアレグリア 3戦【2-0-1-0】勝率67% ◎
クルーガー    12戦【3-1-2-6】勝率25% ×
ケイアイノーテック10戦【1-1-0-8】勝率10% ×
セイウンコウセイ 15戦【3-4-1-7】勝率20% ×
ダノンキングリー 3戦【1-1-1-0】勝率33% ○
ダノンスマッシュ 11戦【5-1-1-4】勝率45% ◎
ダノンプレミアム 2戦【0-1-0-1】勝率 0% ×
ノームコア    8戦【3-0-3-2】勝率38% ○
ペルシアンナイト 9戦【1-2-1-5】勝率11% ×
ミスターメロディ 6戦【3-1-0-2】勝率50% ◎
ヴァンドギャルド 3戦【0-0-2-1】勝率 0% ×

(9)アドマイヤマーズはラップギア適性値【瞬6平0消0】で、平坦戦への出走経験なし。一般的にダイワメジャーの産駒は平坦戦に強い傾向にあるのだが、ここまで瞬発戦に強いなら、これはもう特殊なダイワメジャー産駒と見るべきか。前走・香港マイルのレース映像を見ても、後ろの馬に詰め寄られた後に一瞬でグイッと伸びており、これはやはり特殊なダイワメジャー、瞬発力の馬だと判断。

朝日杯FSでもNHKマイルカップでも単勝1倍台の(11)グランアレグリアを蹴ってまで本命に推していた馬、実力の割に人気のない馬だと認識しているのだが、ここは涙を飲んで(1)ダノンプレミアムや(2)ダノンキングリーと共に危険な人気馬に指定。これらはハイペースではなく、スローペースで強い馬と見て。

4〜6番人気想定の3頭が適性で消せるなら、それで十分なのでは。

平坦適性を徹底的に追及するなら、ラップギア適性値【瞬1平6消3】の(14)ダノンスマッシュや【瞬3平3消0】(3)ノームコア、【瞬2平4消1】(10)ミスターメロディで穴を狙うという手も無いではないのだが、今年は平坦勝率80%(5)アーモンドアイ、(6)インディチャンプ、67%(11)グランアレグリアの3頭が強力すぎ。強力すぎて(5)アーモンドアイで安泰とも言い切れないほどなので、ここは3頭の3連複1点か? (5)アーモンドアイの2着、3着付けでの3連単に寄せるという手もあるか。


----------
※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。

※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70〜上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。