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　春開催東京ダート2100mは最終追い切り場所、栗東坂路が最適ですが、現在は東西の移動制限があり、栗東所属馬が出走できるのはオープン競走のみ。そんなこともあり、先週の東京ダート2100mを参考に調教適性を見直しました。まず、今開催の東京ダート2100mに最適なのは最終追い切りが南Wで併せ馬を先行して同入か先着。もしくは南Wで5Fから15秒台、14秒台、13秒台(2F平均ラップ)、12秒台という内容。後者は未勝利で単勝万馬券が出た調教パターンです。1Fごとにきれいに加速しているラップということで、調教捜査官用語として『アクセラップ』という造語にしてみました。語源は英語で加速するという意味の「accelerate」からイメージしています。また、春開催東京ダート2100mに適した調教タイプである追い切り本数標準以上併用系統の調教タイプには最終追い切りがトラック馬場であることを付け加えました。
　◎グレンマクナスはアクセラップに該当。直近2回走ったこの舞台では逃げていますから、ここも当然、同じような戦法になるでしょう。その時にアクセラップを踏めば、ゴールへ向かって、徐々に加速していきますから、後ろは追いつけそう追いつけないという展開になるはずです。
　○デストロイもアクセラップに該当。こちらは捲り気味に脚を使う馬ですから、どこで動くかが鍵。トラックのダブル最速にも該当していますし、うまく動くことができれば、前を捕まえることも可能。
　▲トレイントレインは前走とほぼ同じ、最終追い切りが南Wで併せ馬を先行して同入の乗込併用。先行して渋太い脚を使うというのも同じでしょう。
　あとは今開催東京ダート2100mに適した調教内容に該当した4,5,7。トラックのダブル最速で春開催東京ダート2100mに良績残す奥平厩舎の15。トラックのダブル最速に該当した1。坂路のダブル最速に該当した16。