○デビュー初週の振り返り

対談時にもお話させていただいたのですが『予測師ウマーブル』の特徴・目指す点は大きく2点、

1. お互いの予想理論を取り入れつつも異なる予想結果
2. レース選定による高いレベルでの安定した成績

となります。
上記2点の内容をもとにデビュー初週の結果を振り返ります。

まず1につきまして、一般的なコラボ予想ではお互いに予想印を確認し、被り具合などで最終的な印を決め、その上で買目を構築する流れであると思います。『ウマーブル』に関しては、お互いの予想ファクターは当然異なりますが、最終的には「指数」として数値化されるため、それらの指数を適切に組み合わせ、最適な買い目をシミュレートすることが可能です。シミュレーション段階でも、2人の予想とは異なる結果が導き出されることを確認しましたが、実際に予想を提供させていただく中で、各馬の印が、お互いの予想（指数）によって大きく影響している印象を受けました。

次に、2につきまして、AISS・マジックウマと異なり『ウマーブル』ではレース数を絞ることで、より安定感・高期待値を追い求めます。実際には、軸馬の「ウマーブル指数」の大小で選定していますが、

12/18土：10/36R 的中率10% 回収率64.7%
12/19日：22/36R 的中率27.3% 回収率158.4%

と、特に的中率に関しては土日通して約22%と、おおむね想定通りの結果となりました。

ただし、12/19日に全レースの約60%が選定されたことが正直想定外で、これはそれほど「ウマーブルが自信をもって予想するレース」が多かったということです。結果論ではありますが的中率・回収率ともに申し分ない成績となり安心しました。
 

○振り返りレース〜2021/12/19 中山3R 2歳未勝利〜

『ウマーブル』の払戻金が最も大きかったレースですが、実はこのレースAISSとマジックウマ両者とも的中しています。このレースをコラボ予想という視点で見てみます。
以下の通り、それぞれ印だけ見るときっちり3着までおさえているものの、買目を広げないと大きな的中は厳しい印象です。対してウマーブルでは特に5番人気1着「ブルトンクール」の評価が上がったことで、シンプルな買い目でも十分大きな的中を狙える印の配置となりました。


また、1番人気のバンブリッジは6着でしたが、以下の通りAISSが無印にしたこともあり、全体としての評価が下がった印象です。人気馬の取り扱いは特に長期的な成績に響くためこのような調整がコラボ予想によってうまくなされていくのが理想です。


もちろん、逆に個別の予想のほうがバチっと買目がはまる場合もありますが、互いの良いところを取り入れ、悪い部分を補正するという意味ではコラボする価値は十分あると思います。今後もこのようにコラボならではの良い結果を期待しています。


※次回のコラム連載は1月7日を予定しております。ご了承ください。