ウマーブルは夏が得意であるのか？暫定ではありますが、2,022年8月2週目までで年間回収率100%を
超えることができました。これまでレースタイムや競馬場ごとの特徴分析などを中心に説明していきましが、今回はウマーブルの2,022年成績の振り返りなどしてみたいと思います。
まずは、馬券種ごとの成績について、下図のようになりました。


ウマーブルの配信買目は現状「単勝」「馬連」「三連複」「三連単」となっています。特に「三連単」は8/7 札幌9Rでの477,640円払い戻しなど、1つの的中で成績が左右されてしまいますが長期的な面ではまずまずの回収率であるかなと思います（本当はすべての馬券種でプラスになってほしいですが…）


次に、単勝人気別の本命馬成績です。


2桁人気は本命数も少なく成績が安定していませんが、特に中穴の成績は良好です。では例えば単勝プラスの回収率となっている3・4番人気をベタ買いすればよいかというとそこまで甘くありません。なぜならこの集計が「”確定”人気」で行われているためです。

以下は、2022年8月7日までのレースで勝馬の単勝オッズが事前に取得したもの（5〜10分前）から確定されたものとでどの程度変化したのかを集計したものです。


例えば、”確定”単勝オッズが「4.9倍」までの勝馬は事前（5〜10分前）に取得したオッズと比較して、オッズが平均して95.7%となる、つまり4.3%ほど下落していることになります。一方、”確定”単勝オッズが20倍以上の勝馬は事前（5〜10分前）に取得したオッズと比較して、オッズが上昇する傾向にありますが、レース比率として10%にも満たないので、全体的な傾向としては”確定”オッズが事前に確認したものより下落する可能性が高いといえます。5〜10分前でさえこの傾向は顕著なので、それより前の取得オッズだと確定オッズとの乖離は更に開く可能性があります。
このことから、事前に「3・4番人気」で購入していたが「1・2番人気」になっているということもあり、上述した「ベタ買いでのプラス」が厳しくなります。特に配信予想の場合正確なオッズ予測は困難ですので、ウマーブルやAISSの場合は「予測オッズ」からざっくりとしたオッズ区分を設けて、その区分ごとに買目を調整するようにしています。
今回は単勝のみのオッズ推移を集計していますが、連系馬券だとその特徴はもう少し複雑になることが予想されます。馬券購入に関しても、少しのオッズのずれで長期的な馬券成績に影響を及ぼしますので予想ファクターや馬券の買目と同じようにオッズについても深く研究していきたいです。

ウマーブルも秋競馬で結果を残せるよう引き続き頑張ります！