はじめに

はじめにAISSさんのAIコラムを楽しみにしてくださっている皆様、申し訳ございません。
今週はダービーウィークという事でわたくしマジックウマよりお届けさせていただきます。

改めて今週に迫った日本ダービー。通常のG1もワクワクしますが、個人的にダービーのワクワクドキドキ感は他のG１とは違うものがあります。今年は世代上位とされる馬達がケガする事なく、順調に進んできた事で世代NO.1を決めるにふさわしい好メンバーが揃いました。
ウマーブルとしてはデビュー後初めてとなるダービーですので、良い結果を出すべく準備に最善を尽くしたいと思います。今回のコラムではウマーブルの学習において使用する情報を2点共有します。

1.皐月賞について

ダービーで好走した馬（過去5年）を見てみると、前走皐月賞を使ってきた馬が11頭入っている様に、クラシック初戦の皐月賞をどう考えるかがダービーを的中させる上で重要だと思っています。
その皐月賞ですが、この日の中山芝コースは外有利のトラックバイアスで、皐月賞もその流れに沿う形で、14番（ジオグリフ）、18番（イクイノックス）、12番（ドウデュース）と外枠の馬達で決着しました。
上位勢は枠の恩恵も少なからず受けていた事を加味しながらダービーに向けて評価の有無を考え、馬券的な妙味を考えるとインを走っていた（走らされていた）馬を積極的に狙いたい所です。
その観点で改めてパトロールビデオを見てみると、逃げた2番（アスクビクターモア）や終始最内を走らされていた1番（ダノンベルーガ）は不利なトラックバイアスだったにも関わらず、勝ち馬と0.3〜0.4秒差と善戦していますので、東京替わりや距離延長でパフォーマンスを上げる事が出来れば逆転の可能性は充分と見ています。
インを走っていたor内枠で穴馬を探してみると、スタート出遅れ＋終始インを走っていた4番（キラーアビリティ）、直線鋭くインから追い込んできた6番（ジャスティンロック）は皐月賞では厳しい競馬をしていましたから、穴候補の資格のある馬達だと考えています。

2.種牡馬について

過去5年を見るとディープインパクト産駒が4勝と抜群の成績を誇っており、過去10年に広げてみてもディープインパクト産駒が7勝でキングカメハメハ産駒が2勝ですので、改めて日本ダービーは王道血統がきっちり走るレースといって良いかと思います。加えて現在、日本競馬の生産界を引っ張っているノーザンファームの生産馬が日本ダービーでは複勝率25%、複回収率113%ときっちり成績を残しています。
この事から、「主流血統のノーザンファーム生産馬」や「ディープ産駒」は要注目といって良いかと思います。



今年の上位人気想定を見てみると、ハーツクライ産駒が2頭（ダノンベルーガ、ドウデュース）、キタサンブラック産駒（イクイノックス）、ドレフォン産駒（ジオグリフ）となっていますので、簡単に種牡馬別の見解も添えたいと思います。
ハーツクライ産駒は中山コース＜東京コースの傾向がハッキリ出ていますので、東京替わりはプラス。


キタサンブラック産駒とドレフォン産駒は今年が初年度となりますので、傾向を書くには試行回数が足りませんが、少なくともドレフォン産駒については東京の2400を勝たせる事を目指して輸入したわけではないと思っていますので、上位人気の中で今回評価を下げるとしたら主流血統ではないジオグリフかなと思っています。

さいごに

今回はダービーを考えるにあたり特に重視している点を紹介させていただきましたが、ウマーブルはAISSさんの重要視しているファクターも加え、総合的に学習させたものを加味した上で「ウマい馬券」で最終結論を出します。ご興味のある方は是非ご注目ください！