【人気になることが予想される馬】

・ソダシ
　秋華賞、ダート初戦のチャンピオンズCでは惨敗してしまいましたが、前走のフェブラリーSでは3着と健闘。改めて力のあるところを見せました。今回はそれ以来のレースとなりますが、腹回りが締まって余分な脂肪が抜け、芝仕様にモデルチェンジしています。決して筋肉などで見栄えのする馬体ではありませんが、非常にシャープな仕上がりを見せています。トモなど張るべきところはしっかりと張っています。これなら持ち前のスピードをフルに生かせるでしょう。

・デアリングタクト
　秋華賞で3冠を達成して以降勝ち切れておらず、その後右前肢繋靱帯炎を発症して以来のレースとなりますが、一時しぼんでいた馬体が非常にボリューム感が出てむしろパワーアップしているように思えます。まだ太い感じもありますが、筋肉など張り詰めていますし、力強さが漲っています。これはいきなり動けてもおかしくないデキと言えるでしょう。

・レイパパレ
　前走の大阪杯では強力メンバー相手に2着。力のあるところを見せました。昨秋は馬体が本来の感じではなく、しぼんでいましたが、今期は本来の張りが戻っています。今回の写真を見ると背中などに柔軟性を感じますし、張り艶も良くなって持ち前のスピードがフルに生かせる馬体になっています。マイル適性も高いですし、ここは楽しみな一戦になります。

【穴馬候補】

・レシステンシア
　前走は海外遠征帰りの高松宮記念で6着。プラス18キロでもそれほど太く感じませんでしたが、本来の張りには一息の状態でした。一叩きされた今回は馬体が引き締まってパーツにも伸びやかさが出て、馬体がマイル仕様になっています。この馬体ならマイルでも持ちますし、人気を落としそうな今回は狙い目となりそうです。

・アンドヴァラナウト
　愛知杯のパドックでは明らかに抜けていましたが、レースでは終始力んでしまい、全く伸びずに11着。マイルに短縮した阪神牝馬Sでは好位から折り合って運んで2着。現状では気性的にマイルが合うということでしょう。トモの筋肉が充実していますし、手先が軽く今の府中の馬場も合いそう。ここも上位争いが可能です。

【総括】

　中距離、マイル、スプリントに実績のある馬が集結し、馬券的にも面白い一戦。直前の調教や馬場傾向、枠順、そして当日のパドックを加味して「ウマい馬券」で直前情報(レース発走の約20分前に提供)として結論を出したいと思いますので、是非ご参考下さい。