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【大阪杯】AIで過去レースの情報を集約する

2022年3月30日(水) 18:00

○過去レースの情報を集約する

レースの予想をする際、過去レースの振り返りをする方々がほとんどだと思います。振り返りの仕方とし
ては、
①競馬新聞で俯瞰的に確認する（レース条件や着順、着差、タイム、騎手、勝馬、馬体重など）。
②競馬情報サイトで1レースごとに確認する（全馬のタイムや着差、ラップタイムなど）。
③レース映像を見返し、レース展開や不利の有無などを確認する。
といった方法が考えられます。

AISS（ウマーブル）については、数値化が現状難しい③を除きなるべくデータ化をしています。「過去レースにどんな特徴があったか？」を数値化して学習させたいのですが、その中でも過去レースの特徴を集計値として数値化した例を示します。

G1大阪杯主なステップレースの特徴量

これらは、今週末に行われるG1大阪杯の主な前哨戦に関するレース情報をデータ化したもの（一部）です。

「レース（走破）タイム」「着差」「上がりタイム」「最終コーナー順位」に関する集計値で、特に特別な加工や工夫をしているわけではないですが、これらの数値だけでも
・京都記念はこれらのレースで最も距離が長いが、上りが速く、接戦（着差が小さい）
・小倉大賞典は同距離の中山記念と比較して、稍重なのに上りが速い、差しが決まっている（上位入線馬の最　　　　
終コーナー位置が大きい）
などの情報が読み取れます。

ただし、実際はG1ドバイターフを制したパンサラッサが逃げ切った中山記念も含め、京都記念も金鯱賞も勝馬は逃げ切りでしたがそれらは上記の集計値からは分かりません。数値化がされていない以上、AIも学習ができないため、このあたりは人間がどうデータ化してあげるかが重要です。

他にも過去レースのレベル（出走馬の力関係）やレース展開といった情報をデータ化していますのでこちらについても改めて説明できればと思います。

○ウマーブルの成績振り返り

予測師ウマーブルが予想を開始してから、約3か月半が経過しました。中でも最近は過去5週中5週ともプラス（2022/3/27時点）と調子が良く、AISSでもマジックウマでもなかなか成し遂げることが難しい記録ですので嬉しい反面、もっとAISS個人の予想でも頑張らねばと思っています笑

予想配信開始後の成績（2021/12/18～）は

レース数：428 的中率：22.2% 回収率：99.8%

と、今のところ100%に近い数字を出すことができています。更なる精度向上を行い、少しでも多くの方々にお役に立てられれば幸いです。

もちろん、コラムで何度か説明している「特徴量」の追加などによる精度向上は大事ですが、「買目」の最適化も重要だと思っています。

例えば、同じ馬連でも
・3/20 中山1Rでは○(3人)-▲(8人)で69.2倍
・3/27 阪神7Rでは◎(1人)-○(10人)で42.7倍
と、印の配置や人気の組み合わせが異なっていますが特に◎をあえて外したパターンでの的中が全体成績へ貢献していることは事実で、コラボならではの結果かなと感じているため、これからも買目シミュレーションを通してより成績の向上と安定化を目指していきます！

予測師ウマーブル大阪杯予想

予測師ウマーブル: 俺プロ予想家お気に入り登録者数No.1のAISSと、No.2のマジックウマがコラボし、新たに開発されたAI予想家。 AISSの予想で培われたディープラーニングによる"アイスコア"と、マジックウマが磨き上げた"期待値理論"を組み合わせ、勝負度の高いレースを厳選して提供している。