双馬「ドウデュースの前走は、前々走よりも距離が短くなる短縮ローテ。私の理論「双馬式」では、前走までの距離経験で発揮できる能力が変わることを重視します。前走は短縮ローテが楽に感じてＧ１を勝ちました。今回は短縮ローテとは逆の延長ローテ。前走よりもローテーションは厳しく感じるのは、少し心配ですね」

双馬「ジャスティンロックの前走は２走前に距離短縮で走った後のレース。距離短縮で走った後に延長ローテで走るローテーションの場合、馬は厳しく感じます。苦しい状況ながらも重賞を勝ち切ったのは絶対能力が高いことと、条件と馬場が合っていたからでしょう。ローテーションは、今回の方がより力を発揮できる状況です。ただし、馬場や枠、展開は前走よりも合うかは、枠順や馬場を見てからの判断です」

双馬「前走はタフな馬場が向いていました。今回は前走ほどタフな馬場にならないと、パフォーマンスを落とすかもしれません。ローテーションは前走も今回も減点はありません」

双馬「アスクビクターモアは前走が距離延長。厳しいローテながらも勝てたのは能力があるから。今回は同距離ローテーションですから、前走よりも能力をさらに発揮できそうです。インダストリアは母父ハーツクライ。母系は延長の方が能力を発揮します。血統からは、前走よりもさらに走ることも予想できます」