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◆中京ダートの馬場想定

　土曜の結果から、かなりタフなダートで深い位置からの差しが届いている。芝発走でペースが上がってしまう1400ｍはもちろん、1800ｍでも前が止まっている。日曜までこの差し傾向が継続するかは微妙だが、いきなり先行有利にシフトはしないはずなので、基本は内枠差し有利の馬場を想定。

出典：『今週勝つ！を叶える馬券カレンダー』立川優馬著

中京11R　チャンピオンズＣ　ダート1800ｍ
レース質：内枠・差し・短縮・ハイペース

人気該当馬：2.ダブルハートボンド

　内枠から主張する馬がいるところに、外枠から逃げ先行馬が絡んでくるのでペースはやや引き上がる。時計はそこまで遅い馬場ではないので、1分50秒前後の決着になれば外を回しすぎるとさすがに厳しい。土曜の差し有利の馬場と、高速決着を考慮すれば、道中はラチ沿い3列目付近を追走して、内を突くか、直線だけ外に持ち出す馬が前を捕らえるレース質。

6.ハギノアレグリアス
　差して届かない馬キャラで、枠や馬場の後押しが必要なタイプ。昨年の4着馬で中京ダートでは6戦して3勝2着1回で馬券を外したのは一昨年と昨年のチャンピオンズＣだけ。近2走は暑さに負けて状態面が整わなかった大敗なのでさすがに度外視できる。自身の内枠に逃げ候補と追い込み馬が並んでおり、すんなりラチ沿いの好位中団を走れるのがよい。鞍上は内を突く競馬を得意とする岩田康騎手で、大穴を期待する。

8.ウィルソンテソーロ
　差して届かない馬キャラで、直線では確実に差してくるタイプ。2年連続このレースを2着しており、連覇したレモンポップがいなくなったここは単純に繰り上がって最上位評価でよい。差しが届く馬場になっているのもよく、道中は内目に潜り込んで直線だけ外に持ち出す形は中京での川田騎手の十八番。逃げ先行馬が人気を形成するここは、3番人気でも妙味が高いと判断する。