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展望:内枠差し有利
◎4.ボクマダネムイヨ新馬戦は600m通過40.7秒の超Sペース。9番枠から五分に出て、多少促して先団へ。外3番手。超Sペースとはいえ、L4の49.5秒、L2の11.9-11.9は阪神の良馬場としては超破格。ダート中距離の新馬で上がり36.3秒を使える時点で大物なのはほぼ確定。他に評価している馬の大半が外枠に入りました。
◯3.カムアップローゼス前々走のノースミソロジー戦ではインで砂を被り、揉まれる形でしたが、しっかり伸びてきただけに安心できます。1000m通過63.5秒と遅めで、ノースミソロジーに逃げ切りを許しましたが、L2の12.5-12.4の加速ラップをよく追い上げました。直線入口では2馬身の差が、ゴール前ではクビ差に。前々走は最内枠から押してハナへ。1000m通過63.7秒のSペースも、L4は49.8秒、L2は12.4-12.4の持続ラップでした。4着馬が次走楽勝している通りのハイレベル戦。
▲6.ノースミソロジー新馬戦は出遅れて後方から。600m通過39.4秒の超Sペースにハマり、4角では外に膨れる格好に。3.4角はタイトに回り、上がりでもシュガービスケッツに劣りましたが、早めに位置を押し上げたので言い訳は利きます。2戦目で良化。五分に出て、馬なりでハナへ。600m通過37.4秒の楽逃げに。カムアップローゼスに詰め寄られてクビ差押し切り。危なかったとはいえ、L2を12.5-12.4の加速ラップでまとめており、2.3.4着馬は次走で1.2.3着独占。レベルの高いレースを勝っただけに高く評価。
他馬について。9.ワンダーディーン:人気想定のイメージが全くなくて。前走の1.53.8は未勝利として優秀ですが、この日は時計が出ていました。同日3歳未勝利が1.53.0。同日1勝クラスが1.51.6。同日1勝クラスの方はハイレベルでしたが、同日1勝クラスより0.6秒遅く、相手も弱かった。10.パイロマンサー:新馬戦は五分に出て、促して、外2番手へ。3角で馬なりで先頭に立ち、楽に押し切り。好時計&余力ラップですが、超高速ダートの重馬場の京都という点がどうか。1.4秒差の3着馬が次走、人気を裏切って4着敗退しています。16.シュガービスケッツ:大外枠はかなり嫌いたい条件。新馬戦は好発を切り、余力ラップでまとめて楽に逃げ切り。逃げ切り勝ちというのも、世代限定1勝クラスでは嫌いたい要素で。
【自信ありプロファイル】的中・回収バランス型自信・不安のポイント:週中からこのレースはボクマダネムイヨに期待していました。内枠を引いたため、自信度アップ。世代限定のダート1勝クラスは余力ラップが通用しやすい条件で、それも自信ありにした理由。逃げ切り勝ちの馬が多く、差しの決まるHペースになりやすい、時計短縮が求められること、辺りが余力ラップが生きる理由だと思います。印を打たなかった余力ラップ勝ちの馬のほとんどが外枠に(10.パイロマンサー・13.セイントエルモズ・15.サンダーヴィント・16.シュガービスケッツ)。これで内枠の馬に狙いを立てやすくなりました。2歳戦なので、きちんと走らない馬も少なからずいるでしょう。不安はそこ。ボクマダネムイヨは前走、控えての勝利ですが、砂は被らず。砂を被ると駄目な可能性もありますが、父はサンデー系のクリスベリル。アメリカの父系でないので、砂を被っても問題はないと見ます。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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