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前日の東京10R紅葉Sが1分32秒8という速い時計で決着したように、雨の影響はほとんどなさそう。それだけに今年の天皇賞（秋）も極限のスピード勝負が見られそう。それを考えると本命にはミュージアムマイルを推したい。

皐月賞は先に抜け出したクロワデュノールを直線で捕まえて1分57秒0で走破して快勝。さすがにダービーは距離と皐月賞激走の疲れで6着に終わったが、休み明け緒戦のセントライト記念は危なげない走りで楽々と勝利。今回はメイショウタバルが外から逃げを打つことが濃厚なだけにそれなりに締まった流れになることが考えられる。昨年のような切れ味勝負というよりも持続力が問われる流れになりそうなのでこの馬にはピッタリな流れとなりそうだ。

相手にはマスカレードボール。2歳時のアイビーSでも好時計を記録して世代屈指の実力を誇示していたが、3歳になるとダービーでも2着に入るなど健闘。先に抜け出したクロワデュノールには届かなかったが末脚の勢いはこちらの方が上だった。ひと夏を越えてさらなる成長を遂げていることを期待したい。