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　◎マスカレードボールは「ドゥラメンテ×ディープインパクト」という組み合わせで、重賞を２勝したマスクトディーヴァ、オープンクラスまで出世したトゥーフェイスの半弟にあたる。母マスクオフはスマートレイアー、カツジ、ミッキーグローリーなどと同じく「ディープインパクト×ホワイトマズル」のニックスから誕生している。この配合は大トビに出やすく、徐々に加速していく傾向があるので、直線の長いコースに向いている。そうした特長を受け継いだ息子のマスカレードボールは、東京コースで３回走って［２ー１ー０ー０］。共同通信杯（Ｇ２）とアイビーＳ（Ｌ）を勝ち、日本ダービー（Ｇ１）で２着となっている。ドゥラメンテ産駒の牡馬は、３歳夏以降に本格化する傾向があり、これまでに勝った８つのＧ１のうち６つは３歳秋以降に挙げている。なおかつ、１１月の東京芝２０００ｍでは連対率５２．９％と抜群の成績。ほぼベストといえる今回の条件なら古馬相手でも十分通用するだろう。