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展望:内枠先行有利今の京都ダートは含水率こそ低いですが、時計が出ているため、先行有利な傾向になっています。ここも先行できるタイプを中心に。
◎6.ジンセイ重賞制覇できる器ですが、0.1秒差、0.3秒差ともう一歩のところ。前走・シリウスSは600m通過が35.1秒と速く、中緩みがあって1000m通過は61.5秒。これは差し馬向きの流れ。本馬は五分に出て、先行集団へ。4角では2番手まで浮上して、前を追いかけましたが、前のジューンアヲニヨシに僅かに届かず、差し馬二騎にも捕まって4着まで。とはいえ、0.1秒差。ペースが流れたことが不運でした。前々走は稍重の超高速ダートの京都。1000m通過62.6秒はスローで、L2は11.7-11.6という芝並みの加速ラップに。明らかに前有利で、前を捉えそこねる結果に。また、ここまで上がりが速くなってしまってはあまり力差が出たレースだとは言えません。条件戦時代は好ラップを連発していました。1度負けたのはスローになって前を捉えきれなかっただけ。相手弱化のここは先行して前を捉えきれるでしょう。
◯3.サーマルソアリング前々走は出遅れて位置を取れず。前走は五分に出ていますが、タフな馬場の1700m戦で、行く馬も多く、6番手付近へ。差し有利な展開で、脚が持たなかった様子。3走前・門司Sは1000m通過58.6秒のHペースを好位から。3.4角はインで手応え抜群でしたが、ホールシバンが1頭別次元の末脚を使って差し切り。相手が悪すぎました。4走前のカノープスSは1000m通過60.8秒。1900mとしてはHペースで、差し決着に。先行馬としてはシゲルショウグンと共に掲示板に残す好内容でした。京都ダート1800mならそうは止まらないはず。陣営は「レースではゲートも問題ない」と前向きです。まともにスタートを切れば、この馬が逃げるでしょう。2.3着に粘れると見て。
☆2.7.82.ハビレは届くかがカギ。先行力もないので、なるべく位置を取りたいところでしょう。7.タイセイドレフォンはかつては先行していたので、このメンバーなら先行する可能性も。そんなに負けていないので押さえておきます。8.ハピは実力馬。最内枠を引いた前走があまりにも不甲斐ない敗戦でした。「爪に不安はないので、ここは巻き返しに期待したい」と陣営。先行もできるタイプ。もう少し走れるでしょう。
他馬について。1.ネバーモアは遅い時計で3勝クラスを突破。これまで1800mでは1分52秒台でしか走れておらず、一枚落ちるのではないかという見立て。9.ルヴァンユニベールは2勝クラスでアウトドライブに負けて、不良馬場のレパードSで2着してオープン入り。レパードSは内枠圧倒的有利で、本馬もトラックバイアスに恵まれた印象。力不足のまま、オープンまで出世してしまった印象で。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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