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展望:上がり性能重視……!先週の東京芝は内枠有利。まだインも荒れていないので、内枠有利で良さそうですが、マイルは外枠有利になりやすいコース。少頭数の2歳重賞。ここは上がり性能を重視します。
◎8.チュウワカーネギー新馬戦は五分に出て、ハナへ。600m通過38.2秒の超Sペースでしたが、その後は12.8-12.0-10.9-10.9-11.4。中盤も遅かったというのに、後半3Fを速くしたことでL5を58.0秒の余力ラップにしてしまう変則的な超好ラップ。2着アンドゥーリルが迫ってきましたが、見ていて危なげなく逃げ切りました。終いも11.4秒でまとめているだけに、こちらが止まったというよりはアンドゥーリルがよく伸びたと言えるでしょう。明らかなハイレベル戦で、2着アンドゥーリルは次走で1.33.2の好時計勝ち。3着ホワイトフレイムスはアンドゥーリルの勝ったレースで逃げて5着に沈みましたが、ややペースが速かった分でしょう。2着とはそう差がありませんでした。4着アスクエジンバラは小倉の未勝利を余力ラップで快勝。コスモス賞も勝利しました。その超ハイレベル戦の勝ち馬なだけに下手な競馬はしないはず。陣営は「今のところ何の注文もつくところがなくきています。体も成長していますし、先々に向けて楽しみになるレースができれば」と前向き。アスクエジンバラも力を付けている様子なので、上積み面が気がかりでしたが、成長しているという話なら問題ないでしょう。
◯5.ゾロアストロ前走は五分に出て外の番手へ。直線は逃げ馬とのマッチレースも、手応え優勢で楽に差し切り。L5は57.9秒、L2は10.5-11.5の余力ラップで、この馬も高い素質を秘めています。新馬戦は出遅れてしまい、そこからリカバリーする負荷の高い競馬に。新馬戦にしてはペースも遅くはなかったので、負荷は高かったはず。直線の手応えも良かったですが、先に抜け出したディバインウインドが先行押し切り。スタートが大きく響いたと言えるでしょう。
▲3.アスクエジンバラ新馬戦はほぼ五分に出て、チュウワカーネギーの外2番手へ。こちらのほうが手が動くのが早く、0.3秒差負け&上がりも0.1秒遅かっただけですが、完敗と言わざるを得ないでしょう。2戦目は1000m通過64.9秒で、一向にペースアップもしない超Sペースではありましたが、L2を11.6-11.2の加速&余力ラップで差し切り。前走・コスモス賞はほぼ負けないという評価。出負けしましたが、二の脚を利かせて2番手へ。2番人気のブラックハヤテが外に膨れてしまい、自滅してくれた面はありますが、楽に逃げ切り勝ち。新馬戦から4ヶ月経過しているので、チュウワカーネギーにどこまで肉薄できるか。
☆1.6.7余力ラップで勝利した3頭へ。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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