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■シリウスステークスの平均ラップ12.7-11.3-11.4-13.4-12.5-12.5-12.5-12.2-12.1-12.8
道中３ハロン換算タイム：36.9秒上がり３ハロン：37.1秒
ダート2000ｍと1800ｍは単純に距離が200ｍ伸びただけではありますが、この200ｍの違いというのが大きいということはまず最初に明記しておきます。まず、芝スタートでかつ直線部分を走る区間が長くなることから前半が速め。その一方でテンである程度主導権争いが終結されるので、中盤は落ち着きやすくなります。距離が長くなると道中のペースが弛むのは常であり、前半速く中盤緩む展開は差し馬が有利になりやすい構図。実際に2015年以降に阪神で行われた６回の脚質別成績は差し馬が最多の４勝。勝ち馬６頭中４頭が上がり１〜２位で、全頭が５位内に該当していました。シンプルに前走上がり１位馬の単勝回収率も100％を超えているように、この条件では決め手を重視すべきだと考えます。
４走前の瀬戸ステークスが優秀で、前半13秒台のラップが刻まれたスローを後方から。不利な展開で上位には離された３着でしたが、上がりは36.4秒を記録しました。良馬場の中京ダート1900ｍで上がり36.4秒以下は歴代でも16頭だけと少なく、さらに走破タイム１分58秒９以下に限定すると６頭。その内テーオーケインズやメイショウハリオなど４頭が重賞を制しています。また、この時の勝ち馬が今回上位人気のテーオーパスワードで、当時はこちらが１キロ斤量が重かったですが今回は逆に2.5キロ軽い立場。前述の通り決め手が活きる舞台で前走は上がり１位を記録していますし、十分馬券内のチャンスがあると見ています。
前走上がり１位馬が優秀という観点からも注目すべきはホウオウルーレット、テーオーパスワード、タイトニット。また、中盤緩んで差しが決まるという構図は芝に近い適性が問われ、実際に当レースは芝好走組が結果を出しています。この点からはジンセイとジューンアヲニヨシの２頭に注目。そして当然、特殊な条件ゆえにリピーターの活躍も目立ち、この舞台で４走前に完勝のルクスフロンティアは近走不振でも巻き返していいはずです。
・各指数の説明
スピード⇒競走馬の最高速度を表すものスタミナ⇒競走馬の持久力を表すものパワー⇒競走馬の加速力を表すもの根性⇒競走馬の最後まで粘り強く走り切れるかを表すもの
＊各指数は最大100を想定＊未出走や該当条件への出走がない場合などで未算出の馬もいます＊馬券は主に３連複、３連単を使用しますがご自身のお好みの券種にアレンジしていただいても構いません(３連単定なら単勝勝負にする、など)
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